巨人24歳内野手は「必死さが伝わってくる」プロ初のクリーンアップ起用で4安打も話題 打率.357と好調 「一気にレギュラーつかんでほしい」

2025年5月14日(水)11時47分 ココカラネクスト

増田陸はプロ初のクリーンアップ起用で4安打と存在感を示した(C)産経新聞社

 巨人のガッツマン、増田陸が気を吐いている。
 
 「5番・一塁」と自身初のクリーンアップ起用となった13日の広島戦(マツダ)では6打数4安打の猛打賞と大暴れ、プロ初の4安打で打率は・357まで上昇している。

【動画】魂がこもった打席!増田陸が1000日ぶりとなる打点をマークしたシーン

 先発の戸郷翔征がこの日も乱調、押し出しを含む3四球とピリッとせず。5回までに4失点と劣勢の中、存在感を示したのは増田陸だった。

 相手先発左腕、森翔平に対し、2回先頭の第1打席で左前打を放ち、4試合連続安打とすると勢いは止まらない。6回の第3打席で中前打、8回には4番手の左腕、テイラー・ハーンを捉え、左越えのエンタイトル二塁打と打ちまくった。

 4−4で迎えた延長10回の場面でも、右翼を守る末包昇大の好守備に阻まれるも痛烈な打球を放った。最後は延長12回の第6打席で、8番手右腕の岡本駿からも左前に運び、この日、4安打目をマークと敗戦の中でも光を放った。

 18年ドラフト2位入団、パンチ力ある打撃が持ち味の若武者も近年は苦しんでいた。23年は1軍出場なし、24年はわずか4試合にとどまった。今季は4月21日に初昇格、最初は代打、下位打線など結果を重ねながら、プロ初のクリーンアップ起用までたどり着いた。

 チームでは珍しく気迫を前面に出す「ガッツマン」として知られる。背番号61の奮闘ぶりにはファンの間からも「陸は必死さが伝わってくるな」「陸、頑張れ」「一気にレギュラーつかんでほしい」「この調子を秋まで継続してくれ!」など、SNS上でも様々な応援の声が飛んでいる。

 一塁守備でも好守を連発と安定した守備力も、先発起用を後押しする要因となっている。

 「結果を残していくしかないので」と気合を入れるガッツマンがチームに上昇気流をもたらすか。移籍即アーチを放った右の大砲、リチャードとともに起爆剤として期待を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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