【バレーボール】サントリーと大阪BがACL準々決勝に進出
2025年5月14日(水)6時0分 スポーツニッポン
バレーボールのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)男子は13日、大阪府枚方市のパナソニックアリーナで1次リーグが行われ、サントリーはアクトベ(カザフスタン)を3—0で下して2連勝とし、A組を1位で通過した。決勝トーナメントは15〜18日に島津アリーナ京都で行われ、サントリーと大阪Bは準々決勝に臨む。
SVリーグ初代王者のサントリーが貫禄の2連勝で1次リーグ1位突破を決めた。カザフスタン代表のアクトベに、第1セットは高橋藍が強烈なバックアタックを決めるなど25—14と圧倒。第2セット以降も寄せ付けず、2試合連続のストレート勝ちを収めた。天皇杯とSVリーグに続く3冠へ前進し「自分たちのリズムで戦えた」と手応えを示した。
初戦で相手と接触した左足首の状態を考慮され、第3セットはベンチで見守った。それでも、藍は「(状態は)問題ない」と言い切り、リーグ戦から続くハード日程には「疲れを言い訳にせずやっていきたい」と語気を強めた。準々決勝はムハッラク・クラブ(バーレーン)との対戦が決定。大阪Bとは決勝で激突する可能性がある。 (西海 康平)