松山英樹は開幕前日のコースに姿を見せず 金谷拓実はメジャーでも自然体強調「自分らしいプレーを」

2024年5月16日(木)9時27分 ALBA Net

開幕に向け準備を進めていた松山英樹だったが、前日は休養に充てたようだ(撮影:GettyImages)

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<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇15日◇バルハラGC(ケンタッキー州)◇7609ヤード・パー71>

今季メジャー第2戦の開幕を前日に控えたコースで、出場選手たちはそれぞれ最終調整を重ねた。だがそのなかに、松山英樹の姿はない。先週の「ウェルズ・ファーゴ選手権」では第1ラウンド開始前に背中痛を理由に棄権していただけに心配だが、休養に充てた様子だ。


ここまで精力的に準備を進めてきた。日曜日、月曜日はショートゲームとパッティングのみで調整し、午後にコース入りした火曜日はショットも確認。さらにしっかりドライバーも振って9ホールをプレーしていた。

火曜日に応じた取材では、スイング中などにまだ痛みが出ることを認め、「先週できなかったのはちょっと誤算でした。いい状態でね、初日を迎えれたらいいなと思いますけど」と話していた。大事を取っての休養、ということを願うばかりだ。

このほかの日本勢は、金谷拓実が早朝からアウト9ホールをラウンド。これで「きっちり」2ラウンドをプレーし、「どのホールも難しい。しっかりいいプレーしないといけないホールが続くので、 その中でしっかり自分らしいプレーをしたい」と意気込んだ。この“自分らしいプレー”というのは何度も繰り返した言葉。「どの試合も大事。いつものようなプレーで試合に向かっていきたい」とメジャーだからといって、変な気負いは感じていない。

中島啓太もアウト、久常涼はイン9ホールを回り最終調整。今夏のパリ五輪争いで、現在日本勢2番手につける中島と、3番手の久常。代表決定は6月17日と残り1カ月になっており、その争いもし烈になりそうだ。


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