松山英樹 71と伸ばせず35位「うまくいかなかった」 静かな口調に悔しさにじむ

2024年5月20日(月)6時59分 スポーツニッポン

 ◇米男子ゴルフツアー 全米プロ選手権最終日(2024年5月19日 ケンタッキー州バルハラGC=7609ヤード、パー71)

 最終ラウンドが行われ、19位から出た松山英樹(32=LEXUS)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算8アンダーの35位で終えた。

 最終ラウンドは4日間でワーストの71とスコアを伸ばすことができなかった。出だし1番でフェアウエーから約4・5メートルにつけたチャンスを決めきれず、松山は「良いショットを打てて、パッティングも良かった。あれが入らないというところで、ビッグスコアを出せる雰囲気が消えてしまった」という。続く2番で3メートル弱のパーパットがカップをなめてボギー先行。「2番で持ちこたえればもうちょっと変わった展開になっていたと思うけど、なかなかうまくいかなかったですね」と静かな口調に悔しさがにじんだ。

 中盤で3バーディーを奪い返したが、12番でボギー、15番でダブルボギーを喫した。最終18番を意地のバーディー締めとしたものの、この位置でのフィニッシュは本意でない。前週の大会を背中痛で棄権し、今大会も開幕前日は練習できない状態。さらに体調面でも第2日からは発熱の中で戦った。「最後まで普通にゴルフができたっていうのは凄くうれしかった。体に関しては今日が1番良かったと思うので、それが結果とつながらないのがゴルフの難しさ。それをつなげられるように、次に向けて頑張りたいなと思います」と語った。

スポーツニッポン

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