前半2失点のマンCがウェストハムとドロー…後半追い上げも、PK失敗が響く

2022年5月16日(月)0時5分 サッカーキング

マンCがグリーリッシュのゴールで反撃開始 [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第37節が15日に行われ、首位を走るマンチェスター・Cは敵地で7位のウェストハムと対戦した。

 シーズン終盤までリヴァプールとの壮絶な優勝争いを繰り広げてきたマンチェスター・C。リヴァプールとは勝ち点「3」差で優位に立っているものの、最終節まで気が抜けない試合が続く。この試合のスタメンには、ケヴィン・デ・ブライネ、ベルナルド・シルヴァ、リヤド・マフレズらが入っている。負傷者が続出している最終ラインには、ジョアン・カンセロ、フェルナンジーニョ、アイメリク・ラポルテ、オレクサンドル・ジンチェンコが並んだ。

 試合は序盤からマンチェスター・Cがボールを保持して攻撃を続けるも、ウェストハムの強固な守りの前にゴールをこじ開けられない。すると24分、ウェストハムに決定機が。パブロ・フォルナルスが最終ラインの背後にロングボールを送ると、抜け出したのはジャロッド・ボーウェン。GKをかわして無人のゴールに流し込み、ウェストハムが先手を取った・

 1点ビハインドとなったマンチェスター・Cも反撃へ。36分、左サイドでボールを持ったジンチェンコがエリア内へパスを送ると、ガブリエル・ジェズスが巧みなタッチで相手をかわし、シュートまで持ち込む。しかし、相手DFのブロックに防がれて得点とはならなかった。こぼれ球をマフレズが狙うも、再びDFにブロックされてしまう。

 このまま前半終了かと思われた45分、前線でボールを収めたマイケル・アントニオがスペースへ浮き球のパス。再びボーウェンが抜け出すと、落ち着いて左足で沈め、ウェストハムが点差を広げた。

 2点を追いかける後半、マンチェスター・Cが反撃の狼煙を上げる。49分、右コーナーキックの流れからジンチェンコがボールを拾うと、ペナルティエリア内へ浮き球のクロスボールを供給する。このボールはDFにクリアされるも、待っていたジャック・グリーリッシュがダイレクトのボレーシュート。強烈な一撃は相手DFに当たってネットを揺らし、マンチェスター・Cが1点を返した。

 その後はマンチェスター・Cが押し込みつつも、ウェストハムも鋭いカウンターから追加点を狙う。64分にはフェルナンジーニョのバックパスを拾ったアントニオがGKと1対1のチャンスに。ループシュートはわずかに枠を外れ、ウェストハムはチャンスを逃すこととなった。

 続く67分、敵陣に侵入したラポルテがアントニオからファウルを受け、フリーキックを獲得。マフレズの左足から放たれたボールは、ヴラディミル・コーファルのオウンゴールを誘い、マンチェスター・Cが試合を振り出しに戻した。

 勢いを増したマンチェスター・Cは82分、G・ジェズスがペナルティエリアでドリブルを仕掛けると、クレイグ・ドーソンに倒される。一度は流されたものの、VARの結果PKの判定に。キッカーを務めたマフレズは左足で強烈なシュートを放つが、ウカシュ・ファビアンスキにコースを読まれ、逆転ゴールとはならなかった。

 その後も猛攻を続けたものの、1点が遠かったマンチェスター・C。試合はこのままドローで終了した。マンチェスター・Cは勝ち点「1」を積み上げて、今節未消化のリヴァプールとの勝ち点差を「4」に広げた。

 22日に行われる最終節で、マンチェスター・Cはホームでアストン・ヴィラと、ウェストハムは敵地でブライトンと対戦する。マンチェスター・Cは勝利すれば、無条件でプレミアリーグ優勝が確定する。

【スコア】
ウェストハム 2−2 マンチェスター・C

【得点者】
1−0 24分 ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)
2−0 45分 ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)
2−1 49分 ジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・C)
2−2 69分 ヴラディミル・コーファル(OG/マンチェスター・C)

サッカーキング

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