北口榛花「虚像が見えた...」見失った自身の投てき復活へ 18日セイコーGGP
2025年5月17日(土)16時2分 スポーツニッポン
18日に国立競技場で行われる陸上のセイコー・ゴールデン・グランプリの前日会見が17日、都内で行われた。女子やり投げパリ五輪金メダルの北口榛花(JAL)は「地元の日本の皆さんに投てきしてる姿を見せる機会は多くない。精いっぱい自分のベストを尽くしたい」と意気込んだ。
9月に世界選手権も同じ国立競技場だけにルイスウルタド(コロンビア)ら有力選手が集結。「たくさんの海外の選手が来てくれてうれしい。初戦は思ったように投げられなかった。9月までに少しずつ自分の投てきスタイルに近づけたい」と語った。
今季初戦のダイヤモンドリーグは60メートル88で4位。オフシーズンは多くの動きを取り入れながら自身の柔軟性を生かす投てきを目指してきたが「初戦では北口榛花の点が線になったというより虚像が見えた」と苦笑い。「自分の姿をもう一度見えるようにしたい」と独特の表現で意気込みを口にした。