「『来たな』っていうタイミングで投げられた」やり投げ・北口榛花、今季国内初戦で復調64メートル超え

2025年5月19日(月)6時10分 スポーツ報知

女子やり投げで優勝した北口

◆陸上 セイコーゴールデングランプリ(18日、東京・国立競技場)

 女子やり投げはパリ五輪金の北口榛花(27)=JAL=が64メートル16のシーズンベストで大会連覇を果たした。

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 今年の世界陸上が行われる国立競技場で、復調へのカギを見つけた。シーズン2戦目、国内初戦で貫禄の2連覇を飾った北口は「64メートルは完璧な形でなくても投げられた。少し自信になりました」とホッとした表情を浮かべた。1投目から60メートル超えを見せつけ、5本目にこの日の最高記録をマーク。日本のファンを大きく沸かせた。

 中国で迎えた今季初戦は50メートル台が続く大苦戦。今大会は「試合の中で修正していく自分らしさは出せた」と微調整しながら進め、優勝記録は「久しぶりに『来たな』っていうタイミングで投げられた。やりに全部のエネルギーが乗ればもうちょっと飛ぶ」と手応え。今季は世界陸上2連覇に加え、アジア記録(67メートル98)の更新も大きな目標。「目指しているのは60メートル前半の記録ではない。まだできることはたくさんある。負けないように準備する」とシーズンの中で成長していく。

スポーツ報知

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