好調な同伴競技者横目に「実力不足…死ぬ気で頑張る」 久常涼は後退のラウンド後に特打へ

2025年5月18日(日)9時38分 ALBA Net

アレックス・ノレン(左)と健闘をたたえ合う久常涼。この悔しさを最終日に晴らしたい(撮影:GettyImages)

<全米プロゴルフ選手権 3日目◇17日◇クエイル・ホローC(ノースカロライナ州)◇7626ヤード・パー71>

「力尽きました」。一日を振り返った久常涼は、無念の表情でそうポツリ。後半立て続いたボギーの連鎖を悔やんだ。


5打差を追いかけてスタートした3日目。雷雲の影響でスタートが遅れ、急きょ組み合わせが2人一組から、3人一組の3サムになるドタバタはあったが、4番でG左前12ヤードからチップ・イン・バーディを奪うと流れに乗った。7番では1.5メートル、8番では3メートルを決めて連続バーディ。この時点で、1打差の2位まで浮上していた。

「いい形でバーディが取れて、『よし行くぞっ』てタイミングでずっと耐えてたんですけど…。ショートのボギーから、ちょっとおかしくなっちゃいましたね」。11番パー4で初のボギーを叩くと、13番パー3で9メートルから3パットを要しスコアを落とした。「パッティングは、微妙な距離が後半入らなくて、それで流れを作れなかったですね」。徐々に重くなる足取り。難関のあがり3ホール、別名“グリーンマイル”も、16番で3パット、そして17番も1.5メートルを外し、うつむいた。

首位に浮上したスコッティ・シェフラー(米国)が、トータル11アンダーで頭ひとつ抜け出したが、同組でプレーしたアレックス・ノレン(スウェーデン)は「66」で3打差の2位。デービス・ライリー(米国)も「67」で4打差の3位と、優勝戦線に残った。「僕が悪くなるタイミングで、どっちもエンジンがかかってきて、持っていかれました。うーん…自分の実力不足。頑張ります」。ライバルたちの姿も、悔しさを増長させる。

差が9打まで開いたラウンド後は、すぐさま練習場に向かい、ドライバーから打ち込みを開始した。「死ぬ気で頑張ります」。逆転は厳しい位置だが、最後まで上を目指していく。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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