【ラグビー】東京ベイ、東京SGに20―15勝利 準決勝進出 リーグワンPOの4強出そろう
2025年5月18日(日)16時30分 スポーツ報知
プレーオフの準々決勝、東京SG戦の後半24分、逆転トライに喜ぶ東京ベイのフィフティーン(カメラ・大谷 翔太)
◆ラグビー リーグワンプレーオフ(PO)準々決勝 東京ベイ 20—15 東京SG(18日、花園ラグビー場)
レギュラーシーズン(RS)3位の東京ベイは、同6位の東京SGに20—15で勝って準決勝に進出。2季ぶりの優勝を目指すチームは次戦、RS2位の埼玉に挑む。
先制は東京ベイ。前半6分、SOフォーリーが左中間約30メートルのPGを決めて3—0。東京SGは同20分、敵陣左サイド深くのラインアウトモールを押し込んだかに見えたが、反則があってトライが取り消しに。東京ベイは相手トライライン付近での時間が続くが、東京SGも粘りの守りで得点を許さず。前半は両チームノートライ、東京ベイの3—0で折り返した。
後半は5分、東京SGのFB松島幸太朗が右サイドへキック、WTBコルビが快足を飛ばして捕球し、この日初トライを挙げる。東京ベイも同8分、敵陣22メートル内のスクラムから右へ展開、WTB根塚洸雅が相手の守りをはじきながらトライを挙げ、10—5。再逆転された東京SGは、同14分に敵陣右サイド深くのラインアウトからサインプレーで、フランカーのケインがトライ。キックも決まり12—10。得点が動く。
2点ビハインドの東京ベイは後半24分、敵トライエリア前での再スタートから得意のFWで前進。ロックのボタがねじ込んで17—12。同32分には、途中出場のCTB広瀬雄也が中央付近から貴重なPGを沈めて20—12に。東京SGも同37分にWTBコルビのPGで5点差、1トライ圏内とするが、最後は及ばず。東京ベイが20—15で勝利した。
17日の静岡—神戸戦では、神戸が勝って準決勝進出。これで4強が出そろった。24日に昨季王者でRS1位のBL東京が神戸を迎え撃ち、RS2位の埼玉が25日、東京ベイ戦に臨む。両試合は、東京・秩父宮ラグビー場で行われる。