【ラグビー】東京ベイ 「TAKE YOUR SHOT」をテーマに一撃必殺 FWバトルと決定力で東京SG下す

2025年5月18日(日)22時32分 スポーツ報知

プレーオフの準々決勝、東京SG戦で攻め込む東京ベイのプロップ・為房慶次朗(カメラ・大谷翔太)

◆ラグビー リーグワンプレーオフ(PO)準々決勝 東京ベイ 20—15 東京SG(18日、花園ラグビー場)  

 2季ぶりの優勝を目指す東京ベイは、レギュラーシーズン(RS)6位の東京SGを迎え、20—15で勝利。準決勝に進出し、フラン・ルディケ・ヘッドコーチは「接戦で、勝ち方はきれいではなかったけど、勝てたのは大きい。典型的なノックアウトラグビーだった」と振り返った。

 前半6分、SOフォーリーのPGで先制したが、その後敵陣に攻め込みながらトライを奪えず。後半に2度逆転されながら、WTB根塚洸雅、ロックのボタらのトライで競り合いを制した。要所でスクラムや接点で優位に立ち、得点機を生かした勝利。途中出場のプロップ為房慶次朗は「FWで雰囲気を作って前に出ようと話していた」。ボタのトライは、自身のリスタートが起点に。「自分から積極的にキャリーしたり、ゴール前でゲインできたり。押されている中でも切り替えることができた」と振り返った。

 この試合に向け、チームで掲げたのは今季のチームスローガン「TAKE YOUR SHOT」。負けたら終わりの一発勝負、勝負所での勝利、スコアへの意識を徹底して共有した。「ゴールを決めきる、スクラムを押し切るなど自分の役割を決めてやりきると。チームとして、一つ一つのショット、役割で勝っていくところ。そういう意識を持っていた」と根塚。自身のトライはスクラムを起点にボールを受け、相手守りを弾きながらのトライ。ボタのトライも自慢のFWを当て続け、トライエリアにねじ込んだ。

 準決勝(25日、秩父宮)で待つは、RS2位の埼玉。一昨季は決勝で争い、勝利を収めた。堅守が武器の相手に、肉弾戦は必須。数少ないチャンスをものにできるかがカギを握る。為房は「フィジカルバトルで、前にという気持ちをもってやっていきたい」と気持ちを全面に出した。

スポーツ報知

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