ボウとマルセリ、トライアル日本GP前にホンダ本社前でデモンストレーションを披露
2023年5月19日（金）15時33分 AUTOSPORT web
5月17日、ホンダは東京都のHondaウエルカムプラザ青山の前で『FIMトライアル世界選手権 日本GP直前 “世界チャンピオン スペシャルデモンストレーション”』を行い、レプソル・ホンダ・チームのトニー・ボウとガブリエル・マルセリが様々な技を披露した。
コロナ禍で中止されていたFIMトライアル世界選手権の日本GPが4年ぶりに復活して、5月20〜21日にモビリティリゾートもてぎで開催される。
それを前に、ボウとマルセリがHondaウエルカムプラザ青山を訪れて、11：30〜12：10と13：00〜13：40の2度ファンの前でパフォーマンスを見せた。MCに小林直樹氏、ゲスト解説には小川友幸とレプソル・ホンダ・チームの藤波貴久監督も登場した。
トライアルは高低差や傾斜が設定されたコースをいかにバイクに乗ったままで走り抜けることができるかを競う競技だ。目の前で競技が見れるスポーツで、フルフェイスヘルメットではないためライダーの表情がわかるのも魅力となる。
イベント前日に来日して時差ボケもあるなか、フェンスをジャンプで乗り越えて登場したライダーふたり。ボウは16年連続チャンピオンを獲得しており、マルセリは2022年に移籍してきて総合5位のライダーで、さすがのパフォーマンスだ。
そんなふたりが、近距離から見守る観客の前でウイリーやジャックナイフ、そしてジャンプなどの技を披露。拍手や歓声が上がり、MC陣の解説もありながら初めてトライアルを見たファンも魅了されていた。
館外のテラスに用意されたセクションを様々な方法でクリアしていくことはもちろん、MC陣の頭上をジャンプで越えるなど驚きの技を見せた。
ランキングはワン・ツーであるが、前半2戦で達成できていないワン・ツー・フィニッシュを週末に行われる日本GPでの目標にしている。藤波としても監督して初の日本GPで最高の成績を残したいという。
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