全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第7戦/第8戦は太田格之進がダブルポールを獲得

2022年5月20日（金）18時0分　AUTOSPORT web

　全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3大会は5月20日、第7戦／第8戦の公式予選が行われ、太田格之進（HFDP WITH TODA RACING）が両戦ともにポールポジションを獲得した。第7戦は2番手に木村偉織（HFDP WITH B-MAX RACING）が、第8戦では菅波冬悟（Byoubugaura B-MAX Racing 320）が2番手につけた。

　富士、鈴鹿に続きオートポリスで迎えたスーパーフォーミュラ・ライツ第3大会。今回は変則的に金曜16時30分から、5月21日の第7戦／第8戦に向けた公式予選が行われた。この大会は5月19日から合計4回の専有走行が行われてきたが、20日の専有走行4回目では木村がトップタイム。菅波が続き、B-MAX Racing Team勢が速さをみせた。

　12台がエントリーしていた今大会だが、16時30分からスタートした予選には11台が出走した。ルーニースポーツの10号車は今回、川合孝汰が復帰していたが、専有走行3回目の終盤、縁石を超える際に車両にダメージを受け、予選までに修復が間に合わず出走が叶わなかった。

　各車は一度アタックを行っていくが、まず唯一の1分36秒台をマークしたのは、2日間の走行で少しずつポジションを上げていた太田格之進（HFDP WITH TODA RACING）。1分36秒932でまずはトップに立つ。これに木村、菅波、そして4番手に野中誠太（PONOS Racing TOM’S 320）、5番手に平良響（Kuo モビリティ中京 TOM’S 320）が続いた。

　一度全車がピットに戻った後、残り10分を切ったあたりから続々と2セット目のニュータイヤでアタックに向かっていくが、TOM’S勢がタイムを上げ、野中、平良が1分36秒台に突入していく。しかし、これを上回ってきたのは木村。1分36秒647をマークしトップに立つ。

　しかしその直後、1分36秒608までタイムを縮めたのは太田。これで第7戦のポールポジションを決めるとともに、セカンドベストでも1セット目でマークした1分36秒932が活き、第8戦でもポールを獲得した。

　第7戦は2番手に木村、3番手に野中、4番手に菅波、5番手に平良がつけた。第8戦では、1分37秒218で菅波が2番手につけ、自己最高位グリッドを獲得。木村が3番手、平良が4番手、古谷悠河（Deloitte. HTP TOM’S 320）が5番手につけた。

　今回植田正幸（Rn-Sports 320）が参戦しないことから、DRAGON（TEAM DRAGON B-MAX 320）と今田信宏（JMS RACING with B-MAX）の戦いとなっているマスタークラスは、今田が両戦ともにクラスポールポジションを獲得した。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第7戦
公式予選結果（編集部集計）

Pos.	No.	Driver	Car	Engine	Time	Laps
1	2	太田格之進	HFDP WITH TODA RACING	スピースA41	1’36.608	8/10
2	1	木村偉織	HFDP WITH B-MAX RACING	スピースA41	1’36.647	8/10
3	35	野中誠太	PONOS Racing TOM’S 320	トムスTAZ31	1’36.879	8/10
4	50	菅波冬悟	Byoubugaura B-MAX Racing 320	スピースA41	1’36.894	8/10
5	38	平良響	Kuo モビリティ中京 TOM’S 320	トムスTAZ31	1’36.955	8/10
6	37	小高一斗	Kuo モビリティ中京 TOM’S 320	トムスTAZ31	1’37.153	9/11
7	36	古谷悠河	Deloitte. HTP TOM’S 320	トムスTAZ31	1’37.230	9/11
8	63	平木玲次	HELM MOTORSPORTS 320	東名TB14F3 2020	1’37.920	8/10
9	62	平木湧也	HELM MOTORSPORTS 320	東名TB14F3 2020	1’38.783	4/10
10	4	今田信宏	JMS RACING with B-MAX	スピースA41	1’39.154	9/10
11	30	DRAGON	TEAM DRAGON B-MAX 320	スピースA41	1’39.408	9/10
	10	川合孝汰	Rn-sports 320	スピースA41	No Time

天候：曇り　路面：ドライ

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第8戦
公式予選結果（編集部集計）

Pos.	No.	Driver	Car	Engine	Time	Laps
1	2	太田格之進	HFDP WITH TODA RACING	スピースA41	1’36.932	3/10
2	50	菅波冬悟	Byoubugaura B-MAX Racing 320	スピースA41	1’37.218	9/10
3	1	木村偉織	HFDP WITH B-MAX RACING	スピースA41	1’37.221	4/10
4	38	平良響	Kuo モビリティ中京 TOM’S 320	トムスTAZ31	1’37.448	9/10
5	36	古谷悠河	Deloitte. HTP TOM’S 320	トムスTAZ31	1’37.534	10/11
6	37	小高一斗	Kuo モビリティ中京 TOM’S 320	トムスTAZ31	1’37.576	10/11
7	35	野中誠太	PONOS Racing TOM’S 320	トムスTAZ31	1’37.626	4/10
8	63	平木玲次	HELM MOTORSPORTS 320	東名TB14F3 2020	1’38.103	9/10
9	62	平木湧也	HELM MOTORSPORTS 320	東名TB14F3 2020	1’38.922	10/10
10	4	今田信宏	JMS RACING with B-MAX	スピースA41	1’39.254	4/10
11	30	DRAGON	TEAM DRAGON B-MAX 320	スピースA41	1’39.654	8/10
	10	川合孝汰	Rn-sports 320	スピースA41	No Time