【巨人】新外国人獲得で課題の得点力不足解消につながるか 「期待される打順」「奮起が求められる選手の名前」

2024年5月11日(土)16時0分 ココカラネクスト

阿部監督も助っ人には期待している(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

 巨人は5月10日、新外国人となる外野手、エリエ・ヘルナンデス(29=前レンジャーズ3Aラウンドロック)を獲得することで合意したと発表した。

 背番号は「42」。球団を通じて「読売ジャイアンツでプレーする機会をいただき、とても感謝しています。一日も早くチームメートや首脳陣、ファンの皆さんにお会いできることを楽しみにしています」とコメントを残している。

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 チームにとっても待望の補強となった。開幕直前に新外国人のルーグネッド・オドーアが2軍調整を拒否して退団するという異例の出来事があった。支配下登録の外国人野手が0で開幕を迎えるという非常事態の中、投手陣の踏ん張りも光り、ここまで上位をキープしているが、これから厳しくなるペナント争いを勝ち抜くためにも、助っ人の存在は必要とされていた。

 ドミニカ出身のヘルナンデスは昨年3Aで26試合連続安打、リーグ最多となる165安打、36二塁打をマーク。137試合に出場し、打率・298、18本塁打、99打点、9盗塁と高いパフォーマンスを示した。

 右翼を主戦場とし、俊足強打の右の外野手が加入することで、まずは課題とするチームの得点力アップにつながるかが、期待される。

 昨年もマイナーで99打点と勝負強さが光ることから、打順はポイントゲッターの役割となる、5番、6番あたりが想定されるか。

 そしてヘルナンデス加入となれば、チーム内の外野手争いも再び、し烈さを増すことになる。現在、左翼は1番に定着した丸佳浩が奮闘しているが、右翼、中堅の座をかけて、1軍では若手の佐々木俊輔、萩尾匡也、秋広優人らが限られたポジションを競うことになりそうだ。

 ほかにもファームで汗を流しているオコエ瑠偉、浅野翔吾、松原聖弥、岡田悠希なども、まずは1軍昇格を目指して、よりアピールが求められることになる。

 4月には球団ワーストとなる13試合連続3得点以下を記録するなど、課題が攻撃面とされる中で、新外国人がV奪回に向けてどんなピースを担うのか。ファンも楽しみな存在となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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