打順改革がズバリ的中! 巨人に光明をもたらした「新1・2番」の貢献度

2025年5月23日(金)16時30分 ココカラネクスト

増田が出塁率を高く保てば打線につながりが生まれるはずだ(C)産経新聞社

 巨人は5月22日の阪神戦に3-2で勝利した。首位阪神に連勝を飾った要因として、新オーダーがハマっていたことが挙げられる。巨人はこれまで1番に泉口友汰、2番に若林楽人を起用するケースが目立っていたが、21日の試合からは1番に増田陸、2番に門脇誠が名を連ねた。

【動画】この打撃を待っていた!延長11回、門脇が勝ち越しとなる三塁打を放ったシーン

 21日の試合では初回に増田陸がヒットを放つ。点には結びつかなかったが、1番打者としての役割を果たす。4回に下位打線がチャンスを作り、2点を取った後に上位に打順が回ると、増田陸と門脇が連打でつなぎ、吉川尚輝のタイムリーヒット、キャベッジの併殺崩れで追加点をマーク。増田と門脇はともにマルチ安打を記録するなど、1、2番が打線を引っ張り、勝利を収めた。

 22日の試合はロースコアのまま延長に突入。11回表、二死・二塁の場面で打席に立った門脇がタイムリースリーベースを放ち、勝ち越しに成功。決勝点を叩き出す活躍を見せた。この試合、門脇は勝ち越し打を含む3安打を記録。増田陸はノーヒットながら四球を一つ選んでいる。

 巨人の2試合連続12安打は、1、2番を変えたことによる影響も少なくない。増田陸は岡本和真が離脱した現在、巨人の中で最も状態の良い打者の1人だ。打率.324と上々のアベレージを残している。2軍では盗塁数が0であり、決して足が使える選手ではないが、高い打率をマークしているため、1番としての適性は決して低くない。また、一塁手として難しいバウンドの野手からの送球も見事にキャッチするなど、守備での貢献度も高い。

 一方、1軍では思うような結果を残せずに登録抹消されたものの、2軍でも打率.194と結果を出せていなかった門脇。それだけに2番起用には懐疑的な声がSNSに多く見られたが、2試合連続でマルチ安打を記録して、そういったネガティブな意見を黙らせたのは頼もしい。新生1、2番が今後どう打線を引っ張っていくのか期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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