大谷翔平がマイナーで登板しない理由 2年ぶり復帰でも“ぶっつけ本番”「もちろん調整は重要だが…」
2025年5月24日(土)7時34分 スポーツ報知
メッツ戦前に投球練習する大谷翔平(カメラ・安藤 宏太)
◆米大リーグ メッツ—ドジャース(23日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が23日(日本時間24日午前8時10分開始予定)、敵地・メッツ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。3試合ぶりの18号に期待がかかる。
試合前の囲み取材の中でロバーツ監督はあす24日(同25日)の敵地・メッツ戦の前に大谷がライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板することを明言。打者相手に投げるのは23年9月の右肘手術前最後の登板になった同年8月23日の本拠地・レッズ戦以来640日ぶりとなる。
ロバーツ監督は、今後大谷がマイナーの試合には登板せず、対外試合で登板せずにメジャー登板になる見通しであることを改めて明かした。通常、長期離脱となった投手はライブBPを数度行ってから、マイナーの試合で対外試合数試合に登板してメジャーの舞台に戻る。昨季、右肩を痛めて約3か月離脱した山本由伸投手や、昨年左膝などの手術を受けたカーショーら主戦投手も例外ではなかった。
だがロバーツ監督は、大谷のマイナー登板の可能性を「いまのところ、それはない」と否定し、「もちろん調整は重要だが、それと同じくらい彼が1試合で5打席立つことも重要だからだ」と説明していた。大谷はこれまでマイナーの試合に投手でも打者でも出場したことはない。