タイガー・ウッズもやっている! パッティングもアプローチも“上り”を残せばスコアメイクは楽になる

2024年5月22日(水)17時2分 ALBA Net

腕時計型GPSナビはグリーンまでの距離が分かることはもちろん、スコアをつけたり、使った番手を記録したり、ホールレイアウトを見れたりと多くの機能が搭載されている。ティーチングプロの石井良介は「最大限活用すれば、スコアアップにつながる」と話す。今回は、アプローチでの活用法を教えてくれた。




私が一番驚いた機能は、グリーンの形状、傾斜が正確に分かること。パターのラインを“読む”というよりラインが“分かってしまう”というレベルです。

この機能はパターだけでなく、アプローチでも役立ちます。アプローチのとき、なんとなくピンを狙って打つことが多いと思いますが、私は「上りのストレート」を残すように狙っています。

もちろんチップインすればいいですが、確率は高くありません。むしろ狙いすぎてオーバーしたり、難しいラインが残ったりすることもあると思います。上りのストレートを残せれば、寄せワンできる可能性が高まるはずです。あのタイガー・ウッズも上りを残すマネジメントで米ツアー通算82勝を挙げています。

そして、アプローチで狙った距離を打つためには、低い球がおすすめ。人間は投げたり打ったりしたボールが目線の高さくらいにある方が距離感を出しやすい。ピンポジションによりますが、バンカー越えのシチュエーションでも、実は高い球より低い球で攻めた方が距離感が合いやすくなります。スコアを縮めるなら、ロフトが立ったウェッジを選ぶようにしてみてくださいね。


また、アプローチでダフりやトップが出てしまう人は、ヒジを緩めて、五角形をキープしたままスイングするといいと思います。三角形をキープしようとすると、腕に力が入りすぎてミスしがち。パターのように五角形をキープするだけで、楽にアプローチできますよ。


■石井良介
いしい・りょうすけ/1981年生まれ。2007年にPGAティーチングプロとなり、令和の試打職人としてさまざまなゴルフメディアで活躍。YouTubeチャンネル「試打ラボ しだるTV」も人気

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<ゴルフ情報ALBA Net>

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