ヴォルフスブルク、入れ替え戦制し1部残留…2年連続で土壇場生き残り

2018年5月22日(火)5時31分 サッカーキング

ヴォルフスブルクが2年連続で土壇場での生き残りを果たした [写真]=Bongarts/Getty Images

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 ブンデスリーガ昇降格プレーオフのセカンドレグが21日に行われ、キールとヴォルフスブルクが対戦した。

 17日のファーストレグは、2年連続でプレーオフを戦うブンデスリーガ16位のヴォルフスブルクがホームで3−1の先勝。3部で戦った昨シーズンから2年連続の昇格を目指す2部3位のキールは、ホームで2点差以上の勝利が必要となる。

 試合は21分、エリア内右に侵入したジョシュア・ギラヴォギが折り返し、中央のユヌス・マッリが左足シュートを沈めてゴールネットを揺らした。ヴォルフスブルクの先制かと思われたが、ビデオ判定により、GKの目の前に立っていたディヴォック・オリジのオフサイドでゴールは認められなかった。

 後半に入ってキールは47分、右サイドのパトリック・ヘアマンが折り返し、ニアのアーロン・セイデルがヒールで合わせるが、これはGKクーン・カステールスの好セーブに阻まれる。

 試合が動いたのは75分。左CKでマクシミリアン・アルノルトのボールを、中央でフリーになったロビン・クノッヘが頭で叩き込み、ヴォルフスブルクが大きな先制点を挙げた。82分にはエリア内右に抜けたオリジが、滑り込みながら右足シュートを放つが、わずかに枠の右に外れた。

 このままでは終われないキールは86分、左CKからニアで味方がすらしたボールを、中央のラファエル・チコスが体で押し込み同点。意地の1点かと思われたが、ビデオ判定の結果、チコスのハンドをとられノーゴールとなった。

 試合はこのまま終了し、ヴォルフスブルクが1−0で勝利。連勝でプレーオフを制し、2年連続で土壇場の1部残留を決めた。敗れたキールは2年連続での昇格を逃し、初のブンデスリーガ1部昇格も叶わなかった。

【スコア】
キール 0−1(2戦合計:1−4) ヴォルフスブルク

【得点者】
0−1 75分 ロビン・クノッヘ(ヴォルフスブルク)

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