「2000万ポンド以下では売れない」古橋亨梧の去就にクラブOBが見解!現地メディアはクラブ記録更新の期待も

2023年5月24日(水)7時0分 ココカラネクスト

セルティックで得点を量産する古橋。来季も同じユニフォームでプレーすることになりそうだ(C)Getty Images

 今季、スコティッシュプレミアシップ制覇を成し遂げたセルティックにおいて、古橋亨梧は存分に得点能力を発揮した。前節のセント・ミレン戦でも今季25ゴール目を記録し得点ランキングでもトップを走っており、スコットランドPFA年間最優秀選手賞にも選出されるなど、その実力を高く評価されるシーズンとなった。

【動画】古橋亨梧が会心のゴール!セルティックの優勝を決めたハーツ戦の決勝点のシーン

 リーグ連覇はすでに決定し、来月にはセルティックカップ決勝でもタイトル獲得を見据えるエースストライカーは、クラブ加入2シーズン目が終盤に差し掛かっている現在、プレー以外でも話題の中心となっている。今夏、他クラブへの移籍の噂が囁かれ続け、アンジ・ポステコグルー監督など、多くの関係者のコメントも伝えられてきた。28歳という年齢を考えても、新たな転機を迎えても不思議ではないだろう。

 欧州の地でさらなるステップアップが現実のものとなるのか、ゴールを量産し続けるそのプレーとともに動向が注目を集めている中、現地メディアではクラブOBによる古橋の今後についての見解が報じられている。

 スコットランドのニュースメディア『GlasgowWorld』では、かつてセルディックに在籍しディフェンダーとしてプレーし、エバートンやサンダーランドなどプレミアリーグでも活躍したアラン・スタブス氏のコメントを掲載しており、セルティックで高い実績を残している日本人ストライカーの評価、さらに去就についても持論を述べている。

 同メディアのトピックではスタブス氏が、現在のセルティックであればクラブ事情から選手を放出することは無いものと見込んでいるとして、仮に古橋を手放すこととなった場合でも「フルハシが最高額で売れるようにするつもりだろうし、彼は2000万ポンド(約34億円)以下では売れないだろう」と見解を語ったとしている。

 さらにスタブス氏はその理由の一つとして、プレーのクオリティを挙げており「彼はいつも知的な走りを見せてくれるし、タイミングがとてもいいので、ディフェンダーにとっては対処するのが難しいはずだ」と評した。

 また記事では、前節を終え今季リーグ戦での総得点が107ゴールとなったことにも触れており、クラブ史上唯一、欧州制覇を達成し「リスボンズ・ライオン」と呼ばれ隆盛を誇った1967年の総ゴール数111点まであとわずかと迫ったことにも同メディアが言及。その上で古橋が「残り2試合で達成できることを信じている」と語った意気込みも紹介している。

 セルティック2シーズン目も最終盤となり、背番号8が残りのゲームでどのような結果を残すのか期待が高まる。そして、クラブとともに来季に向けどんな未来を選ぶこととなるのか。プレーヤーとして大きな節目を迎えようとしている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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