ベイルの終盤2発でスパーズが7位死守! レスターはCL出場逃す…ケインは得点王&アシスト王

2021年5月24日(月)1時55分 サッカーキング

トッテナムがレスター撃破。カンファレンスリーグ出場権を死守した [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ最終節が23日に行われ、レスターとトッテナムが対戦した。

 チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の可能性を残すレスターと、ヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に望みをつなぎたいトッテナムが激突。

 レスターは15分、ジェイミー・ヴァーディが相手DFトビー・アルデルヴァイレルトに倒される。アンソニー・テイラー主審のオンフィールドレビューによってレスターのPKが認められると、ヴァーディ自らキッカーを担当。相手GKの逆を突いてネットを揺らし、18分にホームチームが先制した。

 追いかける展開となったトッテナムは、41分に試合を振り出しに戻す。コーナーキックの流れからマット・ドハーティが放ったシュートは相手DFにブロックされるが、ペナルティエリア右の深い位置でソン・フンミンがこぼれ球を回収。ソンの折り返しは相手DFに当たってコースが変わると、中央で反応したハリー・ケインが押し込んだ。

 同点で折り返すと、レスターは52分に勝ち越す。ヴァーディが相手DFダビンソン・サンチェスに倒されたとして2度目のPKを獲得すると、今回もヴァーディがキッカーを担当。右隅を狙ったキックに相手GKウーゴ・ロリスは一歩も動けなかった。

 すると76分、トッテナムがふたたび追いつく。左のコーナーキックからソンがインスイングのボールを供給すると、飛び出してきた相手GKカスパー・シュマイケルは処理に失敗。ボールはゴールにそのまま吸い込まれ、シュマイケルのオウンゴールと記録された。

 そして87分、トッテナムがついに逆転の1点を獲得する。カウンターからゴール前に押し込むと、ソンのパスを受けたケインはフィニッシュに持ち込めない。それでも粘ってボールをキプしたケインはマイナスに折り返し、ギャレス・ベイルが左足で突き刺した。さらに試合終了間際には、ベイルがレスターにトドメを刺す4点目を獲得する。

 試合はこのまま終了し、敗れたレスターは来季のCL出場を逃した。劇的勝利でトッテナムは宿敵アーセナルから7位の座を死守し、来季から新設されるヨーロッパカンファレンスリーグへの出場権を獲得した。

 なお、トッテナムのケインは今季得点数「23」でプレミアリーグの得点王に輝いた。また、ケインはアシスト数「14」でもリーグトップとなり、1993−94シーズンのアンディ・コール氏(ニューカッスル)以来、リーグ史上2人目の得点王とアシスト王のダブル受賞となった。

【スコア】
レスター 2−4 トッテナム

【得点者】
1−0 18分 ジェイミー・ヴァーディ(レスター)
1−1 41分 ハリー・ケイン(トッテナム)
2−1 52分 ジェイミー・ヴァーディ(レスター)
2−2 76分 オウンゴール/カスパー・シュマイケル(トッテナム)
2−3 87分 ギャレス・ベイル(トッテナム)
2−4 90+6分 ギャレス・ベイル(トッテナム)

サッカーキング

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