パリ五輪世代FWがオランダ王者に”ステップアップ移籍”か ベスト11選出の斉藤光毅を「獲得に乗り出す」と現地報道

2024年5月25日(土)11時0分 ココカラネクスト

斉藤のオランダでの評価は高く、ステップアップしても何ら不思議はない(C)Getty Images

 スパルタの斉藤光毅がオランダ王者から強い関心を寄せられているようだ。

 パリ五輪世代のFW斉藤は2023-24シーズン、エールディビジで21試合に出場し、3ゴール・5アシストをマーク。リーグ終了後にはオランダの大手メディア『AD』による年間ベストイレブンに選出され、「日本人ドリブラーは得意の仕掛けで毎週、相手DFを悩ませた」と評価されるパフォーマンスを披露した。

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 確かなインパクトを残したことで、斉藤の去就が注目されている。移籍先の候補として噂されているのは、2023-24シーズンに6シーズンぶり25度目のエールディビジ優勝を果たしたPSV。オランダメディア『VOETBALPRIMEUR.NL』が「PSVは強い関心を持ってサイトウの獲得に乗り出す」と題した記事で次のように伝えている。

「PSVがサイトウを狙っていると『RTV Rijnmond』が報じている。日本人アタッカーへの関心は広範囲から寄せられ、すでに交渉が始まり最初のオファーも届いているようだ。サイトウはロンメルからスパルタにレンタル移籍しているため、ロンメルを保有するシティ・フットボール・グループとPSVは取引し続けなければならない」

 斉藤は相手の逆を突く仕掛けが得意なドリブラーで、スパルタでは主に4−3−3の左ウイングでプレー。5月5日に行われたエールディビジ32節のPSV戦では、敵地で2−4と敗れたものの、主戦場の左サイドでフル出場した。また、かねてよりチャンピオンズリーグ出場を目標の一つに掲げている。

 一方、PSVはエールディビジを制してチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。基本フォーメーションは4−2−3−1で、主に左サイドを務めるのは10番を背負うアメリカ代表のマリク・ティルマン。リーグ28試合に出場し、9ゴール・11アシストで優勝に貢献した主軸だ。テクニカルなドリブルでバイタルエリアを攻略するプレースタイルは斉藤と似ている。

 斉藤はU-23アジアカップには不在だったが、大岩ジャパンでは10番を背負った経験もある世代屈指のアタッカーだ。7月開幕のパリ五輪を控えるタイミングだけに、その動向から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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