横浜FM、敵地で5失点喰らいクラブ史上初ACL制覇ならず…アル・アインが21年ぶり2度目の優勝

2024年5月26日(日)3時16分 サッカーキング

[写真]=Getty Images

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 AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦が25日に行われ、アル・アイン(UAE)と横浜F・マリノス(日本)が対戦した。

 5月11日に横浜国際総合競技場で行われた決勝第1戦、横浜FMは先制を許す苦しいも植中朝日と渡辺皓太のゴールで2-1で逆転勝利を収めた。引き分け以上でクラブ史上初のACL優勝が決まる一戦に臨む。

 主導権を握ったのはホームで巻き返しを図るアル・アイン、まずは開始8分に得意のカウンターを発動すると、ソフィアン・ラヒミが先制ゴールを決める。続く29分、ラヒミがエリア内で畠中槙之輔に倒され、オンフィールドレビューの結果、PKの判定が下る。このPKをカクが右隅に流し込み、アル・アインが2点目を奪った。対する横浜FMは40分、ヤン・マテウスが高い位置でボールを奪うと、切り返しからのシュートでゴールネットを揺らし、1点を返す。

 反撃開始と行きたい横浜FMだったが、前半アディショナルタイムにまさかの事態が。GKポープ・ウィリアムが抜け出したラヒミを倒してしまい、決定的な得点機会の阻止でレッドカードが提示される。横浜FMは前線のエウベルを下げ、GK白坂楓馬を投入。残り時間を10人で戦うことになった。

 後半に入り67分、攻勢を強めるアル・アインはエリア内で切り返したラヒミが左足で強烈なシュートを突き刺した。後半アディショナルタイム、GK白坂のクリアミスを見逃さなかったコジョ・フォ・ドー・ラバが無人のゴールに流し込む。さらにマティアス・パラシオスが放ったシュートをラバがコースを変えて5点目を挙げた。

 試合は5−1で終了。2戦合計6−3でアル・アインがACLのタイトルを手にした。アル・アインは現行フォーマットの第1回大会となった2003年以来21年ぶり2度目の優勝。横浜FMは決勝第1戦のリードを生かせず、クラブ史上初、Jリーグ勢4クラブ目のACL制覇とはならなかった。

【スコア】
アル・アイン 5−1(2戦合計6−3) 横浜F・マリノス

【得点者】
1−0 8分 ソフィアン・ラヒミ(アル・アイン)
2−0 33分 カク(アル・アイン)
2−1 40分 ヤン・マテウス(横浜F・マリノス)
3−1 67分 ソフィアン・ラヒミ(アル・アイン)
4−1 90+1分 コジョ・フォ・ドー・ラバ(アル・アイン)
5−1 90+5分 コジョ・フォ・ドー・ラバ(アル・アイン)


【動画】敵地での激闘…横浜FMはアジア制覇ならず

サッカーキング

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