「最も残念なのは先発ローテ」足踏みのエンゼルスに米メディアが苦言!ポストシーズン進出には「穴が多すぎる」とも

2023年5月29日(月)16時15分 ココカラネクスト

エンゼルスの先発の柱は大谷とサンドバルだ。この二人に次ぐ存在が現れないとチームは厳しいだろう(C)Getty Images

 現地時間5月28日(日本時間29日)、エンゼルスは本拠地で行われたマーリンズ戦に0-2で敗れ、マーリンズ戦3連敗となった。大谷翔平は「3番・DH」で出場し、4回の第2打席ではライト前ヒットを放つも、残りの3打席はいずれも三振、4打数1安打に終わっている。また、この日の結果はエンゼルスにとって、今季初の完封負けとなった。

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 これで今季の成績は28勝26敗、5月は残り3ゲームとなった。前カードまで4連勝と順調に貯金を増やしていたが、本拠地でのマーリンズ戦で手痛い3連敗を喫することに。今季終了後、FAを迎える大谷に関して様々な憶測が囁かれる中、ポストシーズン進出を目指しながらも苦戦が続くエンゼルスに対し、米スポーツサイト『FIANSIDED』では、トレード期限とされる現地8月1日までに、チームの補強すべき選手、ポジションなどへの見解を綴っている。また、その中では絶えず伝えられる大谷の去就に関しても触れていた。

 同メディアはここまでの戦いぶりを踏まえ「ポストシーズン争いに加わるには相応しいチームだが、アメリカンリーグでこのままのロースターで今シーズンを戦うには十分とは言えない。穴が多すぎる」と評しており、続けて「チームがポストシーズンに進出するためには、そのうちのいくつかを解決しなければならない」と現状を分析。

 その上で「エンゼルスで最も残念なのは、先発ローテーションである」と述べており、最低でも1人は新たなスターターを加えなければならないと主張。さらにリリーフ陣についても「ポストシーズン経験のあるリリーフ投手を獲得すること」として、他球団からの補強が必要であると述べている。

 一方で「オフェンスは健康であれば十分に優れているため、エンゼルスは急いで行動を起こすべきではない」と、野手陣については現有戦力で問題ないとの見通しのようだ。

 また、こちらもトレード期限までにその動向が注目される大谷については「8月1日は、ショウヘイ・オオタニの将来がかかった、エンゼルスの球団史に残る記念すべき日になる可能性がある」と指摘。加えて「オオタニを保持することがエンゼルスの優先事項でもあるだろう。そうであるなら、球団は全力を尽くす努力をしなければならない」として、結果はもとより、チームの戦力強化が不可欠だとも強調している。

 やはり、今年の夏はエンゼルスにとって大きなターニングポイントとなるものと伝えている今回のトピック。トレード動向でも大きな動きがみられるであろうここからのシーズン、巻き返しが必要なエンゼルスにとって、一つ一つの試合結果はさらに重みを増していく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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