塩貝健人のザルツブルク移籍 オランダメディアも報道 移籍金はクラブ史上2番目の約7億3500万円と
2025年5月30日(金)12時41分 スポーツニッポン
サッカーのオーストリア1部の強豪ザルツブルクへの移籍が決まったオランダ1部NECナイメヘンのU—20日本代表FW塩貝健人(20)に関し、オランダの地元メディア「フットボール・インターナショナル」も29日に移籍決定を報じた。
移籍金はNEC史上で2番目に多い450万ユーロ(約7億3500万円)に達し、ボーナスなどでさらに増額される可能性があるという。メディカルチェックを経て長期契約を結ぶことになると指摘した。
塩貝は強靱(きょうじん)なフィジカルとスピードを武器とする点取り屋。国学院久我山高から進学した慶大で1年次の24年1月に横浜Mと27年の加入内定で特別指定選手として登録され、24年4月10日のG大阪戦でJ1デビューした。24年6月にU—19日本代表で出場した国際大会ではハットトリックを達成するなど活躍。実力が認められ、同8月に横浜Mと契約を解除してNECナイメヘン入りし、海外挑戦1年目の今季は主に交代の切り札として公式戦28試合(先発4)に出場して5得点を挙げていた。
ザルツブルクではMF川村拓夢(25)がシーズン終盤に長期離脱から復帰し、6月にはC大阪のFW北野颯太(20)が加入することも決定的。6月14日開幕のクラブW杯(米国)では、日本人トリオのプレーが見られそうだ。