代表復帰の谷口、CBのレベル底上げへ意欲「2人の陰に甘んじているようではダメ」

2021年5月31日(月)14時17分 サッカーキング

オンラインでの取材に応じた谷口

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 日本代表DF谷口彰吾(川崎フロンターレ)が31日、オンラインでの取材に応じた。

 2017年12月以来となる約3年半ぶりに代表招集を受けた谷口は、森保一監督が率いる日本代表では今回初の選出となった。前回の招集時と現在の自身を比較した同選手は「周りを使って守る部分やビルドアップの部分は、自信を持って当時(2017年)もやっていたと思うんですけど、やっぱり代表という場所は準備期間も限られていますし、個人のバトルで勝たなければならない世界だと感じています。そういうところはリーグの方でも拘ってやってきていますし、多少自信を持って臨めると思いますが、まだ練習も始まっていないので自分がどれだけやれるかというのを見極めながら、しっかり取り組みたいと思います」とコメント。

 センターバックのポジションを争うDF吉田麻也とDF冨安健洋の両選手の印象について問われると「2人の壁は高いというのは、単純にテレビで代表戦を見ていれば分かることです」と語り「でも、その2人の陰に甘んじているようではダメだなと。そこは競争の中でもっと戦える選手が出てこないとダメだと思いますし、今回は2人が五輪代表の方に参加しているので、出る選手は2人を脅かすパフォーマンスをやらないといけないと思います。それは僕だけじゃなくて他のセンターバックも考えていると思いますし、切磋琢磨しながら良いパフォーマンスを発揮して、良いゲームにしたいと思います」とポジション全体のレベル底上げへ意欲を示している。

 また、キャプテンとしてリーグ優勝も成し遂げた川崎フロンターレでのプレーについては「できるだけ高いパフォーマンスを発揮することを心がけていました」と語りながらも「ただ、そこ(川崎F)と代表がつながってこないと本当の充実感や達成感は得られないと感じながら、できることを地道にやってきたつもりです。その結果、またこうやって呼んでいただけたので、成果を信じて思い切りプレーしたいと思います」と試合出場へ意気込みを口にした。

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