ライプツィヒ、ダニ・オルモと2027年までの契約延長で合意か…契約解除金は約90億円?
2023年6月1日(木)20時7分 サッカーキング
現行契約が2024年6月末で満了を迎えることから、去就に注目が集まっていたダニ・オルモ。かねてから契約延長交渉に臨んでいたライプツィヒは、4月に最終オファーを提示し、合意に達しない場合は今夏の売却に踏み切るとも報じられていた。
育成年代を過ごした“古巣”バルセロナやバイエルンからの関心も噂されていたダニ・オルモだが、この度ライプツィヒと新契約を締結することで合意に達したようだ。報道によると、新契約の期間は2027年6月30日までになるとのことで、年俸は現在の800万ユーロ(約12億円)から1100万ユーロ(約16億円)程度まで増額される見通しだという。また、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、新契約には6000万ユーロ(約90億円)程度のリリース条項が付随する模様。新契約は早ければ数時間以内に締結され、近日中にクラブから正式発表されるようだ。
現在25歳のダニ・オルモは、2014年夏にバルセロナの下部組織からディナモ・ザグレブの下部組織へ移籍。翌年2月にトップチームデビューを果たし、その後は約6シーズンに渡って主力として活躍した。2020年1月にはライプツィヒに完全移籍で加入。程なくして攻撃の主軸に定着し、ここまで公式戦通算122試合出場21ゴール28アシストという成績を残している。在籍4年目の今シーズンも、中盤の攻撃的ポジションや左右のウイングを主戦場にここまで30試合に出場し5ゴール10アシストをマーク。ブンデスリーガで3位につけ、DFBポカールで決勝進出を果たしたチームで、中心的役割を担っている。
今夏の移籍も噂されていた25歳のスペイン代表アタッカーだが、来シーズン以降もライプツィヒの主軸として活躍する姿を見ることができそうだ。