【ブンデスリーガ/ヤングスター列伝④】パワー、スピード、駆け引き…“全て”を兼ね備えたCB

2019年6月7日(金)8時8分 サッカーキング

[写真]=Getty Images

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 2018−19シーズンに活躍した若手選手を全10回に分けて取り上げる「ブンデスリーガ版ヤングスター特集企画」。第4回はライプツィヒの大型センターバック、イブライマ・コナテを紹介する。

[プロフィール]
イブライマ・コナテ(Ibrahima KONATE)
生年月日:1999年5月25日(20歳)
出身地:パリ(フランス)
所属:RBライプツィヒ
ポジション:CB
背番号:6
利き足:右足
A代表歴:未招集

 カイ・ハヴェルツ、ジェイドン・サンチョ、ルカ・ヨヴィッチ、そしてバイエルンのセルジュ・ニャブリとともに、ブンデスリーガ公式サイトの「5人のブレイクアウトスター」に選出された新鋭だ。加入2年目のRBライプツィヒでセンターバックの主戦となり、リーグ最少失点を誇ったチームの堅守構築に大きな貢献を果たした。

 192cm・93kgの偉丈夫で、空中戦の強さはリーグ屈指。長い四肢を利したボール奪取やインターセプトに長け、対峙した相手との駆け引きも上手い。第33節のバイエルン戦ではロベルト・レヴァンドフスキを完璧にシャットアウト。世界屈指の名手を向こうに回しながら、地上、空中を問わずに一度も競り負けなかった。

 守備のみならず、攻撃でも活かせている俊足も特長だ。相手を置き去りにする直線的なドリブルを仕掛け、チームアタックに意外性をもたらす。現代のセンターバックらしくビルドアップの意識も高く、縦志向の強いRBライプツィヒの戦術に従い、積極的に楔のパスやロングフィードを前線に供給。その精度がより上がれば、いわば鬼に金棒だろう。



文=遠藤孝輔

サッカーキング

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