鎌田大地、ベンフィカ移籍消滅「条件面で劣る」ミランと交渉継続報道も

2023年6月8日(木)16時55分 FOOTBALL TRIBE

鎌田大地 写真:Getty Images

 日本代表MF鎌田大地は、ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトを今季限りで退団。MF本田圭佑の古巣であるセリエA(イタリア1部)ミラン移籍で合意から一転破談になる可能性があったが、ミランは依然として交渉を続けている模様。一方でポルトガル1部ベンフィカが同選手の獲得を諦めたと現地で報じられている。


 ドイツメディア『シュポルト1』が先月末に「ミランが来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得したため、鎌田がミランに加入することが決まった。両者は5年契約を結ぶ」と報道。ただ補強計画を巡る問題により、パオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)とフレデリック・マッサーラSD(スポーツディレクター)らの解任が確実に。現地では6日に「ミランは鎌田との交渉をストップした」と伝えられていた。


 しかしイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』は8日、ミランの補強計画をついて「マルディーニTD解任により、いくつかの案件は白紙になった」とした上で、「唯一続いているのは、鎌田との交渉だ」とリポート。両者は年俸300万ユーロ(約4億5000万円)による4年契約で基本合意に達しているという。


 鎌田の去就については、これまでボルシア・ドルトムントやベンフィカ、ナポリとの交渉が報じられていた。またミラン幹部解任報道が駆け回った直後には、ポルトガルメディア『Noticias Ultima Hora』が「ベンフィカやアトレティコは鎌田の動向を注視している。所属クラブがないこの日本代表選手は、今まさに他の選択肢を分析すべきだ」と伝えていた。


 しかしポルトガル紙『レコルド』は8日になって「鎌田はベンフィカの補強計画から外れた」とリポート。ミランのオファーがベンフィカよりも好条件だったことを理由に、ベンフィカ幹部は同選手の獲得を断念したという。


 なおベンフィカのオファー内容については、ポルトガル紙『A BOLA』が先月上旬に「年俸300万ユーロの5年契約、契約金1200万ユーロ(約18億円)」と報じていた。

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