エクアドル代表、従来通りカタールW杯出場へ…FIFAが調査終了を公式発表

2022年6月11日(土)0時21分 サッカーキング

エクアドル代表がカタールW杯出場へ [写真]=Getty Images

写真を拡大

 FIFA(国際サッカー連盟)は10日、エクアドル代表に対する調査が完了したことを発表した。この結果、エクアドル代表は従来通り2022FIFAワールドカップカタールに出場することとなる。

 エクアドル代表は2022FIFAワールドカップカタール・南米予選で4位となり、2大会ぶり4度目となるワールドカップ出場を決めていた。しかし、南米予選8試合でピッチに立ったバルセロナSC所属のDFバイロン・カスティージョに国籍偽装の疑いがあるとして、予選で敗退したチリ代表がFIFAの規律委員会に申し立てを実施。5月11日にはチリサッカー連盟(FFC)からの申し立てを受けたFIFAが、カスティージョの出場資格に関する懲戒手続きの開始を決定していた。

 しかし、今回の発表を受けて、エクアドル代表は“お咎めなし”となった。FIFAは公式HPにて「関係者全員の提出物を分析し、今回持ち込まれたすべての要素を考慮した結果、FIFA規律委員会はFEF(エクアドルサッカー連盟)に対する調査を終了することを決定した。規律委員会の調査結果は本日、全ての関係者に通知されている」と発表している。なお、「本決定はFIFA上訴委員会への控訴の対象となる」とも伝えられていることから、今後のチリサッカー連盟の動き次第では、再び調査が実施される可能性は残っている。

 エクアドル代表はカタールW杯でグループAに組み分けられている。開催国のカタール代表、セネガル代表、オランダ代表と対戦する予定だ。

サッカーキング

「ワールド」をもっと詳しく

タグ

「ワールド」のニュース

「ワールド」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ