日本代表FW中村敬斗、フェイエノールト移籍微妙か。現地「移籍金高すぎ」

2023年6月13日(火)4時25分 FOOTBALL TRIBE

中村敬斗 写真:Getty Images

 元ガンバ大阪所属選手の日本代表FW中村敬斗は、オーストリア1部LASKリンツからのステップアップ移籍が噂されている。先日にはオランダ1部王者フェイエノールトやベルギー1部KRCヘンクからの関心も報じられているが、フェイエノールトは高額な移籍金を嫌っているようだ。


 リンツとの契約を2025年6月まで残す中村の去就については、英メディア『スカイスポーツ』オーストリア版が先月に「アイントラハト・フランクフルトがすでに中村の獲得を決めている」と報道。移籍金500万ユーロ(約7億5000万円)での獲得が濃厚とみられていたが、今月に入って「フェイエノールトの獲得候補に含まれた」とオランダ国内で報じられている。


 またベルギー紙『ヘット・ラーツテ・ニウス』は6日、中村の移籍先候補に挙がっているクラブの動きを整理。「フェイエノールトとヘンクが獲得オファーを準備している。PSVアイントホーフェンとフランクフルトも中村に興味を示していると言われていたが、今のところ具体的に動いているのはフェイエノールトとヘンクのみだ」としている。


 ただオランダメディア『1908.nl』は11日にフェイエノールトの補強を特集した際、中村について「1000万ユーロ(約14億円)という移籍金は高すぎる。しかし、だからといって取引が絶望的に​​なるわけではない」と綴るなど、現時点ではフェイエノールト加入の可能性が低いという見解を示した。


 またフェイエノールトのゼネラルマネージャー(GM)であるデニス・テ・クローゼ氏は、オランダ紙『アルヘメン・ダフブラット』のインタビューで「中村は素晴らしい選手だが、現時点では(獲得リストで)第一候補ではない」と語っている。


 フェイエノールトはオランダ1部リーグを11度制した強豪。2022/23シーズンは序盤から順調に勝ち点を積み重ねると、昨年9月18日のPSVアイントホーフェン戦を最後にリーグ戦で負けなし。今年2月12日のヘーレンフェーン戦からリーグ戦12連勝により、PSVやアヤックスを退けて6シーズンぶりとなるリーグ制覇を成し遂げている。

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