「レッドソックスの最高の打者」吉田正尚のオールスター出場の可能性に米メディアが言及！日本人スター活躍シーンも回顧

メジャー１年目ですでにリーグにアジャストした吉田への評価は高い(C)Getty Images

　メジャーリーグのオールスターゲームファン投票では、各リーグ最多得票選手がスタメン決定となる「フェーズ1」が現在行われている。先日は投票の中間発表が行われ、ア・リーグでは指名打者部門のエンゼルスの大谷翔平が90万票を超える票数を獲得、2位のヤンキース、アーロン・ジャッジに大きな差をつけていることが伝えられた。

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　今季も「二刀流スター」の人気の高さが示されているファン投票では、レッドソックスの吉田正尚も注目される一人だ。打率3割前後を維持し、持ち前の高いバットコントロールを武器にここまで存在感を放っている。もちろん、ファン投票でもア・リーグ外野手部門でノミネートされており、中間結果ではジャッジやエンゼルスの主砲、マイク・トラウト等、名だたるスターに次いで8位につけていることが発表されている。

　現地時間6月22日までのフェーズ1では、各リーグ外野手部門上位6名が次の「フェーズ2」に進出決定となる。日本人ルーキーは人気面でも他のスター選手たちと渡り合っていることは明らかだ。

　その吉田がオールスターゲームに特別な感情を抱いていると、米ニュースメディア『MassLive』が報じており、往年のトッププレーヤーが活躍した過去の光景なども振り返っている。

　現地時間13日のトピックは、吉田がメジャーオールスターゲームの印象深い出来事として、2007年にマリナーズ所属だったイチローがランニングホームランを記録し、チームの勝利に貢献した試合を挙げた内容となっている。その上で「オールスターゲームでは、イチローさんが一番印象に残っています」と語ったコメントも紹介されており、同メディアは「あれから16年、ヨシダはルーキーイヤーにアメリカンリーグのオールスターに出場するチャンスがある」と見通しを示した。

　加えて「すべてのチームから少なくとも1人がオールスターに出場する。ヨシダは、レッドソックスの最高の打者であるため、チームの代表となる有力候補である」として選出の可能性にも触れており、その他にも「ヨシダはオールスターゲームに自国の選手が出場するときは、必ず観戦するようにしていた」と兼ねてより関心が高かったことも紹介している。

　記事では、吉田がフィリーズのブライス・ハーパーやガーディアンズのホセ・ラミレスの大ファンであることも綴られている。すでに、MLBでも実力を発揮し、憧れの選手たちと同じステージに立っている吉田。さらにこの夏、スーパースターが集う舞台に立つことも決して夢ではないだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]