U21日本代表は準決勝敗退…開催国・ウズベキスタンに屈し、3位決定戦へ

2022年6月16日(木)2時54分 サッカーキング

U21日本代表は準決勝で敗れた [写真]=AFC

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 AFC U−23アジアカップウズベキスタン2022準決勝が15日に行われ、U−21ウズベキスタン代表とU−21日本代表が対戦した。

 グループDをU−23サウジアラビア代表に次ぐ2位で突破した日本は、12日に行われた準々決勝でU−23韓国代表と対戦。鈴木唯人の2得点と細谷真大のゴールで3−0と快勝を飾っていた。準決勝では開催国のウズベキスタンと激突。完全アウェイの空気感になると思われたものの、12日に行われた準々決勝のU−23ウズベキスタン代表vsU−23イラク代表(2−2 PK戦:5−4)で一部サポーターが暴徒化したことから、ウズベキスタン側のサポーターを無観客とする措置が決定。日本は上限500人のサポーターの声援を受け、決勝進出をかけた一戦に臨むこととなった。

 日本は韓国戦からスターティングメンバーを2名変更。右サイドバックに内野貴史、中盤の位置に松岡大起が入った。

 試合は序盤からウズベキスタンが勢いを持って前へ押し込む時間帯が続くも、日本は落ち着いた対応を見せて決定機を作らせない。反対に13分、左コーナーキックが跳ね返されたルーズボールを藤田譲瑠チマがダイレクトでシュート。この一撃はわずかにゴール左へと外れた。

 徐々に日本がリズムを掴んで主導権を握り始める。藤田、松岡は中盤でのルーズボールを拾いながら効果的なパスを供給し、右サイドの藤尾翔太は何度か深い位置に侵入してゴールを脅かす。それでも、決定的なチャンスを創出するには至らず。44分には左サイドを駆け上がった加藤聖のクロスボールを、ファーサイドで待っていた藤尾がダイレクトで合わせるも、シュートはミートしなかった。前半はこのままスコアレスで終了した。

 後半に入るとウズベキスタンがゴール前でボールを持つ時間帯が増え、日本にとっては嫌な時間に。すると60分、前から潰しに行ったチェイス・アンリが剥がされると、ペナルティエリア手前でパスを受けたジャスルベク・ジャロリディノフが左足を振り抜く。強烈な一撃は少し前にポジションを取っていたGK鈴木彩艶を超えてゴールに吸い込まれ、ウズベキスタンが均衡を破った。

 1点を返すべく日本は攻撃へ出たいものの、なかなか良い形で前線でボールを持つことができない。78分には中島大嘉を投入して高さという武器を加えたものの、良い形でフィニッシュまで持ち込めず。88分にはこぼれ球をウズベキスタンに拾われると、最後はフセイン・ノルチャエフにゴールを許した。

 試合はこのままタイムアップ。開催国の前に屈した日本は、U−23オーストラリア代表の待つ3位決定戦に回ることに。2022年6月18日(土)22:00にキックオフを迎える一戦は、DAZNにて独占配信される。

【スコア】
U−21ウズベキスタン代表 2−0 U−21日本代表

【得点者】
1−0 60分 ジャスルベク・ジャロリディノフ(U−21ウズベキスタン代表)
2−0 89分 フセイン・ノルチャエフ(U−21ウズベキスタン代表)

【スターティングメンバー】
日本(4−4−2)
鈴木彩艶;内野貴史(78分 半田陸)、馬場晴也、チェイス・アンリ、加藤聖;松岡大起(58分 山本理仁)、藤田譲瑠チマ、藤尾翔太(78分 中島大嘉)、斉藤光毅(58分 佐藤恵允);鈴木唯人、細谷真大(90分 松木玖生)

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