マグヌッセンが急きょインディカーデビュー。ローゼンクヴィストの代わりにロード・アメリカ戦に参戦

2021年6月17日(木)14時57分 AUTOSPORT web

 18〜20日にウィスコンシン州エルクハート・レイクのロード・アメリカで開催されるNTTインディカー・シリーズ第9戦。フェリックス・ローゼンクヴィストの代わりにケビン・マグヌッセンがアロウ・マクラーレンSPから参戦することが発表された。


 2017年にマクラーレンからF1デビューし、昨年はハースF1チームからF1に参戦していたマグヌッセン。2021年からスポーツカーに転向し、キャデラック・チップ・ガナッシ・レーシングからIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦している。


 第4戦デトロイトでIMASA初優勝を飾ったマグヌッセンだが、さらに嬉しい知らせが舞い込んだ。


 IMSAと併催されたインディカー・デトロイト戦のレース1でクラッシュを喫し病院に搬送されたローゼンクヴィスト。レース2では、昨年までアロウ・マクラーレンSPから参戦していたオリバー・アスキューが代わりにステアリングを握っていたが、今週のロード・アメリカ戦の出場が認められず、マグヌッセンに白羽の矢が立つことに。


 7年間F1を戦ったマグヌッセン。F1デビューを飾ったマクラーレンから、今度はインディカーデビューを果たすことになる。


「今週末、アロウ・マクラーレンSPからロード・アメリカでインディカーデビューを行う! 先週のデトロイト戦のクラッシュにより療養中のローゼンクヴィストに代わって参戦になる。インディカー・マシンをドライブしたことはなく、レースに直行する大きなチャレンジだが、ノーとは言えなかった」とマグヌッセンは自身のインスタグラムに投稿している。


 ロード・アメリカ戦は、18日に2回のプラクティス走行が行われ、19日にプラクティス走行と予選、20日に決勝レースが予定。F1を戦ってきたマグヌッセンがインディカーでどんな走りを披露するのか? また、ハースF1時代のチームメイトであるロマン・グロージャンとの対決も注目だ。

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