ル・マン24時間:GTE Am制したキーティング85号車フォードが失格。Pro4位の68号車も

6月18日(火)12時2分 AUTOSPORT web

 6月17日、ACOフランス西部自動車クラブは第87回ル・マン24時間レースで、LM-GTE Amクラス優勝を果たしたキーティング・モータースポーツの85号車フォードGTならびに、GTE Proクラス4位となったフォード・チップ・ガナッシ・チームUSAの68号車フォードGTを失格処分としたことを明らかにした。


 ベン・キーティング率いるキーティング・モータースポーツは、北米で開催されているスポーツカーシリーズ、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTデイトナ(GTD)クラスを主戦場とするチームだ。


 同チームは6月12〜16日、フランスで行われた2019年ル・マン24時間にGTE Amチームとして初めてフォードGTを持ち込み、15日15時から24時間に渡って争われた決勝レースで、見事クラス優勝を飾っていた。


 しかし、レース後の月曜日、そのフォードGTに燃料タンク容量と燃料補給時間に関するレギュレーション違反が発覚。キーティング・モータースポーツの85号車は失格処分を受け、優勝を失うことになった。


 FIA国際自動車連盟のスチュワードレポートによると、イェロン・ブリークモレン、フェリペ・フラガ、そしてオーナー兼ドライバーのキーティングの3名によってレースを戦った85号車は、レース中の給油時間が規定の45秒に達していなかったという。後に給油システムの検査が行われた結果、同チームの給油機は44.4秒で運用可能であることが確認されている。


 このため、85号車フォードには基準に足りない0.6秒にピット回数の23、それにペナルティ分の4を掛けた55.2秒のタイム加算ペナルティが課せられ、同車はクラス2番手に降格することとなった。


 しかし、85号車フォードはこれに加えて、燃料タンクの最大搭載燃料量がBoPで定められた96Lから0.1L超過していることが判明。この車両規定違反によって、85号車は失格処分となった。


 結果、クラス2位でチェッカーを受けたチーム・プロジェクト1の56号車ポルシェ911 RSR(ヨルグ・ベルグマイスター/パトリック・リンゼイ/エギディオ・ペルフェッティ)が繰り上がりでクラスウイナーに。JMWモータースポーツの84号車フェラーリ488 GTEがクラス2位、ウェザーテック・モータースポーツ62号車フェラーリが同3位に繰り上がっている。


 また、GTE Proクラスでは、フォード勢最上位の4位となったフォード・チップ・ガナッシ・チームUSAの68号車(ジョーイ・ハンド/ディルク・ミューラー/セバスチャン・ブルデー組)が85号車と同様に、燃料タンク容量違反で失格となっている。

LM-GTE Amクラスに初参戦したフォードGT
LM-GTE Amクラスに初参戦したフォードGT
クラス2位から繰り上がりでとGTE Amウイナーとなったチーム・プロジェクト1の56号車ポルシェ911 RSR
クラス2位から繰り上がりでとGTE Amウイナーとなったチーム・プロジェクト1の56号車ポルシェ911 RSR
燃料タンク容量違反で失格となった68号車フォードGT
燃料タンク容量違反で失格となった68号車フォードGT


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