中上貴晶「リヤのグリップが足りず、遅れを最後まで取り戻せなかった」/第7戦ドイツGP2日目

2023年6月18日(日)12時39分 AUTOSPORT web

 6月17日、2023年MotoGP第7戦ドイツGP MotoGPクラスの予選がドイツのザクセンリンクで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は18番手を獲得し、スプリントレースは17位で終えている。


 2日目を迎えたザクセンリンクは、朝から雨が降っていた影響で、土曜のフリー走行はウエットコンディションでの走行となった。前日のプラクティス2で転倒を喫した際、昨年負傷した右手小指に痛みがあるという中上は、土曜フリー走行で状態を確認しながら周回を重ねていたようだ。セッション中に12ラップを刻み、1分30秒929の18番手で終えている。


 続いての予選Q1は、ウエットコンディションで始まるも、終盤にかけて路面が渇き始めるという難しいコンディションとなった。中上は終始フロント、リヤともにレイン用のミディアムタイヤでアタックし、終盤に1分28秒404をマークするが18番手にとどまり、18番グリッドが確定した。


 午後からのスプリントレースは気温は23度、路面温度は38度の完全なドライコンディションでスタートした。中上は18番グリッドからスタートし、スタートでひとつポジションを上げて17番手でオープニングラップを終える。序盤は1分22秒台前半で周回し、いくつかポジションを上げるが、フロントのフィーリングに苦戦を強いられ、後退してしまう。


 その後も懸命に追い上げるが、ザクセンリンクはパッシングポイントが少ないことから、順位を上げることができずに、最後は17位でチェッカーを受けた。中上にとって土曜日は厳しい一日となってしまったが、日曜日に行われる決勝レースで巻き返しを図るべく、準備を進めていく。


■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(予選:18番手、スプリントレース:17位)

「今日はリヤのグリップが足りず、フロントのフィーリングも完全ではなかったので、レース序盤のグループにとどまるのは難しいレースでした。そして、一周でコンマ数秒の遅れを最後まで取り戻せませんでした。チームと一緒に明日のレースに向けてセットアップを進めていきたいです」

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2023MotoGP第7戦ドイツGP 2日目
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2023MotoGP第7戦ドイツGP 2日目
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2023MotoGP第7戦ドイツGP 2日目
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2023MotoGP第7戦ドイツGP 2日目
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2023MotoGP第7戦ドイツGP 2日目

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