再開後のゴールに期待! 現役セリエAプレーヤーの通算得点ランキングトップ10

2020年6月18日(木)18時56分 サッカーキング

セリエAで通算ゴール数が最も多いのは? [写真]=Getty Images

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 ブンデスリーガ、リーガ・エスパニョーラ、プレミアリーグに続いて、6月20日からセリエAが再開する。3カ月の中断という異例の事態となったが、再び熱い戦いが繰り広げられ、そこでは数多くのゴールが生まれることを期待したい。

 では、現在セリエAでプレーする選手のうち、通算ゴール数が最も多いのは誰なのだろうか。今回は移籍情報サイト『transfermarkt』を参照し、現役選手のセリエA通算得点ランキング上位10名を紹介する。

※以下、情報はすべて6月18日時点のもの

▼10位 80ゴール
パウロ・ディバラ(アルゼンチン代表FW/26歳)

所属クラブ:パレルモ(2012〜2015年)、ユヴェントス(2015年〜)
今季リーグ戦成績:24試合出場7ゴール

 現在ユヴェントスの“10番”を背負うディバラが10位に入った。パレルモ在籍時にはセリエA61試合で16ゴールを記録。2015年のユヴェントス加入後は152試合で64ゴールを奪っている。3月に感染が判明した新型コロナウイルスを克服し、万全の状態で残りの試合に臨む。

▼8位タイ 87ゴール
ヨシップ・イリチッチ(スロベニア代表FW/32歳)

所属クラブ:パレルモ(2010〜2013年)、フィオレンティーナ(2013〜2017年)、アタランタ(2017年〜)
今季リーグ戦成績:21試合出場15ゴール

 イリチッチは2010年のイタリア上陸以降、パレルモ、フィオレンティーナ、アタランタの3クラブを渡り歩いてきた。2017年に加入したアタランタでは、3シーズン連続で2ケタ得点を達成。今年3月に行われたチャンピオンズリーグのバレンシア戦では敵地で4ゴールを挙げるなど、攻撃的なサッカーを展開するチームの中心選手として活躍している。

ロドリゴ・パラシオ(元アルゼンチン代表FW/38歳)

所属クラブ:ジェノア(2009〜2012年)、インテル(2012〜2017年)、ボローニャ(2017年〜)
今季リーグ戦成績:25試合出場6ゴール

 冨安健洋のチームメイトであるパラシオ。2009年に27歳でセリエAデビューを果たして以降、11年間で87ゴールを積み上げている。今シーズンはここまで6ゴールを挙げ、2013−14シーズン以来の2ケタ得点も射程圏内。38歳となった今も健在ぶりをアピールしており、契約延長が噂されている。

▼7位 90ゴール
ドリース・メルテンス(ベルギー代表FW/33歳)

所属クラブ:ナポリ(2013年〜)
今季リーグ戦成績:21試合出場6ゴール

 このランキングで唯一、同一クラブで得点を積み重ねているのがメルテンスだ。今月13日に行われたコッパ・イタリア準決勝2ndレグのインテル戦で、ナポリでの公式戦ゴール数が「122」に到達。マレク・ハムシクが保持していたクラブ最多得点記録を更新した。さらに17日の決勝ではユヴェントスにPK戦の末、勝利。2013−14シーズン以来、自身2度目のコッパ・イタリア制覇を成し遂げた。

▼6位 92ゴール
ゴラン・パンデフ(北マケドニア代表FW/36歳)

所属クラブ:アンコーナ(2003−04)、ラツィオ(2004〜2009年)、インテル(2009〜2011年)、ナポリ(2011〜2014年)、ジェノア(2015年〜)
今季リーグ戦成績:22試合出場7ゴール

 2009−10シーズンにインテルで“3冠”を果たしたパンデフが6位にランクイン。セリエAでは通算16シーズンを戦い、92ゴールをマークしている。ちなみにPKによる得点は、07−08シーズンに挙げた1ゴールのみ。今回のトップ10に名を連ねた選手の中では最少である。

▼5位 115ゴール
ジャンパオロ・パッツィーニ(元イタリア代表FW/35歳)

所属クラブ:アタランタ(2003〜2005年)、フィオレンティーナ(2005〜2009年)、サンプドリア(2009〜2011年)、インテル(2011−12)、ミラン(2012〜2015年)、ヴェローナ(2015年〜)
今季リーグ戦成績:10試合出場4ゴール

 2004年に20歳でセリエAデビュー。イタリア屈指の点取り屋として名を馳せ、サンプドリア、インテル、ミランの3クラブでシーズン2ケタ得点を達成した。今シーズンはヴェローナで10試合に出場し、4ゴールを記録。今年2月のユヴェントス戦では決勝点を奪うなど、昇格組ながら8位と躍進するチームを支えている。

▼4位 122ゴール
ゴンサロ・イグアイン(元アルゼンチン代表FW/32歳)

所属クラブ:ナポリ(2013〜2016年)、ユヴェントス(2016〜2018年、2019年〜)、ミラン(2018−19)
今季リーグ戦成績:23試合出場5ゴール

 2013年にナポリに加わったイグアインは、3年間で71ゴールをマーク。2015−16シーズンに挙げた36ゴールは、セリエAの最多記録だ。ただユヴェントス加入後、16−17シーズンは24得点、17−18シーズンは16得点と成績が徐々に低下。今季も23試合出場で5ゴールにとどまっており、今夏の退団が報じられている。

▼3位 125ゴール
ズラタン・イブラヒモヴィッチ(元スウェーデン代表FW/38歳)

所属クラブ:ユヴェントス(2004〜2006年)、インテル(2006〜2009年)、ミラン(2010〜2012年、2020年〜)
今季リーグ戦成績:8試合出場3ゴール

 イブラヒモヴィッチはこれまでにユヴェントス、インテル、ミランに在籍。2008−09シーズンと11−12シーズンの2度、セリエA得点王に輝いている。今冬7年半ぶりにミランに復帰すると、中断前までで3ゴールをマーク。ただ今シーズン限りで退団し、母国復帰の可能性が取り沙汰されており、残り試合がイタリアでの“ラストダンス”となるかもしれない。

▼2位 126ゴール
チーロ・インモービレ(イタリア代表FW/30歳)

所属クラブ:ユヴェントス(2008〜2010年)、ジェノア(2012−13)、トリノ(2013−14、2016年)、ラツィオ(2016年〜)
今季リーグ戦成績:26試合出場27ゴール

 2013−14シーズンにトリノで22ゴールを挙げ、セリエA得点王を獲得。その後ドルトムントやセビージャを経て、2016年に加入したラツィオでゴールを量産し、17−18シーズンに2度目のトップスコアラーに輝いた。今シーズンもここまで26試合に出場し、得点ランク1位の27ゴールをマーク。イグアインが持つセリエAのシーズン最多得点記録(36)を更新できるのか、再開後の注目ポイントとなるだろう。

▼1位 162ゴール
ファビオ・クアリャレッラ(イタリア代表FW/37歳)

所属クラブ:トリノ(1999−00、2001−02、2014〜2016年)、アスコリ(2005−06)、サンプドリア(2006−07、2016年〜)、ウディネーゼ(2007〜2009年)、ナポリ(2009−10)、ユヴェントス(2010〜2014年)
今季リーグ戦成績:21試合出場9ゴール

 現役のセリエAプレーヤーで最も多くの得点を決めているのは、吉田麻也の同僚でもあるクアリャレッラだった。これまでに6つのクラブでセリエAを戦い、162ゴールを記録。そのうちの半分(82ゴール)は現在所属するサンプドリアで挙げたものだ。昨シーズンは抜群の得点感覚を武器に26ゴールを奪い、36歳にして自身初のセリエA得点王に輝いた。

(記事/Footmedia)

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