降格圏デポルティーボ、2点差から逆転も劇的展開でドローに…柴崎は出番なし

2020年6月21日(日)2時28分 サッカーキング

デポルティーボに所属する柴崎岳(写真は2019年8月のオビエド戦のもの) [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ2部第34節が20日に行われ、MF柴崎岳が所属するデポルティーボとラージョ・バジェカーノが対戦した。柴崎はベンチスタートで出番は回ってこなかった。

 6試合未勝利で降格圏の19位に沈むデポルティーボ。残留に向けて勝利がほしいが、試合開始直後に失点する。ラージョ・バジェカーノはアルバロ・ガルシアが左サイドからアーリークロスを送ると、ニアのホアン・ヴィラールが合わせて、開始わずか29秒で先制点を挙げた。さらに21分、デポルティーボはDFビクトル・モジェホが相手のクロスを胸でGKに落としたが、中途半端となったボールをヴィラールに押し込まれて2失点目を喫した。

 2点ビハインドで折り返したデポルティーボは後半に反撃を開始。50分、ママドゥ・コネが左サイドからクロスを上げると、クリスティアン・サントスが頭で叩き込んで1点を返す。直後の52分には、右サイドからの折り返しを中央のモジェホが右足で合わせて同点ゴールを挙げた。

 追いついたデポルティーボは81分、相手DFマルティン・パスクアルのハンドでVARを経てPKを獲得。キッカーのアヘル・アケチェがゴール中央に蹴ったシュートは相手GKの好セーブに阻まれたが、GKがキック前に動いたとしてやり直しに。アケチェは2度目のPKをゴール左上隅に突き刺し、逆転ゴールを決めた。

 2点差から逆転に成功したデポルティーボだったが、後半アディショナルタイム1分、今度はDFムジャイド・サディックがエリア内でファールを犯して相手にPKを献上。ラージョ・バジェカーノはマティアス・スアレスがゴール右に沈めて同点に追いついた。試合はこのままタイムアップ。一時逆転したデポルティーボだが、ドローで終わり7試合未勝利となった。

 次節、デポルティーボは23日にアウェイでエルチェと、ラージョ・バジェカーノは25日にホームでスポルティング・ヒホンと対戦する。

【スコア】
デポルティーボ 3−3 ラージョ・バジェカーノ

【得点者】
0−1 1分 フアン・ヴィラール(ラージョ・バジェカーノ)
0−2 21分 フアン・ヴィラール(ラージョ・バジェカーノ)
1−2 50分 クリスティアン・サントス(デポルティーボ)
2−2 52分 ビクトル・モジェホ(デポルティーボ)
3−2 89分 アヘル・アケチェ(PK/デポルティーボ)
3−3 90+3分 マリオ・スアレス(PK/ラージョ・バジェカーノ)

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