C・ロナウド、史上初の代表通算200試合出場達成！　ギネス記録にも認定

　ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド（アル・ナスル／サウジアラビア）が新たな偉業を達成した。

　EURO2024予選第4節が20日に行われ、ポルトガル代表は敵地でアイスランド代表と対戦。0−0で迎えた89分にショートコーナーの流れからゴール前でゴンサロ・イナシオが頭でボールを落とすと、これに反応したC・ロナウドが右足で押し込んでネットを揺らした。一度はオフサイドと判定されたものの、VAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）の確認の結果、ゴールが認められ、これが決勝点となり、1−0で試合終了。勝利したポルトガル代表は予選4連勝を飾った。

　現在38歳のC・ロナウドにとってはこれが代表通算200試合目で、同記録を達成した男子史上初の選手に。ギネス世界記録にも認定され、試合前には表彰のセレモニーも開催された。なお、データサイト『OPTA』によると、代表デビューを果たしてから19年304日での大台到達となった。

　記念すべき試合で代表通算123ゴール目となる得点を挙げて勝利に貢献したC・ロナウドは試合後、欧州サッカー連盟（UEFA）の公式サイト『UEFA.com』で「とても嬉しいよ。代表通算200試合出場なんて想像もしていない瞬間だし、僕にとっては信じられないようなことだ。ギネス記録にもなるなんて驚きだね」と喜びを口にしながら、次のように続けた。

「もちろん、決勝点を決められたことはさらに特別だ。だから、スタジアムにも、アイスランドの人々にも、僕のためにこのようなある種のパーティを行ってくれて感謝をしている。ポルトガル代表チームにも、連盟にもね。とても嬉しいよ。特別な1日だ。皆に感謝をしなければならない」

　なお、イギリスメディア『BBC』によると、代表通算出場試合数の多い男子選手のランキングは以下の通り。

1位　クリスティアーノ・ロナウド（200試合／ポルトガル代表）
2位　バデル・アル・ムタウワ（196試合／クウェート代表）
3位　ソ・チン・アン（195試合／マレーシア代表）
4位　アハマド・ハサン（184試合／エジプト代表）
5位　アハメド・ムバラク（183試合／オマーン代表）
6位　セルヒオ・ラモス（180試合／スペイン代表）
7位　アンドレス・グアルダード（179試合／メキシコ代表）
8位　モハメド・アル・デアイエ（178試合／サウジアラビア代表）
9位　クラウディオ・スアレス（177試合／メキシコ代表）
10位　ジャンルイジ・ブッフォン（176試合／イタリア代表）