浅野拓磨が4年半の奮闘を記した著書発売! タイトル『奇跡のゴールへの1638日』に込められた思いとは

2023年6月22日(木)19時20分 サッカーキング

[写真]=三島大輔

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 ボーフムに所属する日本代表FW浅野拓磨が著書『浅野拓磨 奇跡のゴールへの1638日』発売記念サイン本お渡し会に登場した。

 浅野はFIFAワールドカップ ドイツ代表との初戦で、途中出場から劇的な決勝ゴールを決めた。ロシア大会からの落選やセルビア・ドイツでの挑戦など、4年半の歩みを記した一冊となっている。浅野は自身の著書を手に「僕がこれまで歩んできた4年半を全て詰めた一冊です。それが出来上がったことは、自分が夢にしていたものが叶ったからこそだと思うので、素直に喜びを感じました」と語った。ドイツ戦で勝利に貢献するゴールを決めたが「これっぽっちも満足していないですし、一番残ったのは悔しさ」と振り返る。「自分のゴールを忘れるくらい、悔しさしか残っていなかった。その悔しさを得られたことが、自分の成長につながると思う。ここからもっともっと成長していきたい」と意気込んだ。

 著書のタイトルは『浅野拓磨 奇跡のゴールへの1638日』。このタイトルに込められた思いと理由について、浅野はこうコメントしている。

「どういうタイトルが良いのかいろいろと考えましたし、相談をして決めました。一番はこの本を手に取ってもらう皆さんが、何を思い描いて何を感じるのか。それが一番大事だと思ったので、“奇跡”という言葉を使いました。ただ、僕自身このタイトルとは裏腹に『あのゴールが奇跡だったのか?』と問われると、『そうではない』と思っています。なぜ“奇跡”という言葉をタイトルにしたのか、それは本の中に書いているので読んでもらえたらと思います! 奇跡を起こすためには何が必要なのか。ドイツ戦のゴールを“奇跡”と言ってくれることが、僕の4年半を描いてくれていると思うので、なぜ奇跡のゴールができたのか。この一冊を読んでもらえたらと思います」

「今の自分ではなく、その時その時の自分が何を感じて、何に向かって、どう行動しているのかを記しています。誰が何を言おうと、自分の中に確固たる大きな夢や目標があれば、必ずそこにたどり着ける力がある。それは誰にでも当てはまることなのかなと思います。この本を読んでもらえたら、何かヒントが隠されていると思います」と呼びかけた。

サッカーキング

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