ホンダ勢2台が入賞も「苦しいレースだった。パワーユニットの開発を強力に進める必要性を感じている」と田辺TD:F1フランスGP日曜

2019年6月24日(月)7時18分 AUTOSPORT web

 2019年F1フランスGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは4位、ピエール・ガスリーは10位だった。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは14位、アレクサンダー・アルボンは15位でフィニッシュした。


 ガスリーは11位でフィニッシュしたものの、7位のダニエル・リカルドがレース後、10秒加算のペナルティを科されたため、10位に繰り上がった。結果的にホンダのパワーユニット(PU/エンジン)搭載車4台全車が完走、そのうち2台が入賞を果たした。

2019年F1第8戦フランスGP アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)

■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
 今日は我々にとって苦しい戦いになりましたが、そんな中でもフェルスタッペン選手が力強い走りを見せ、予選で得た4位のポジションを守ってくれました。残りの3台も完走は果たしたものの、ガスリー選手、アルボン選手、クビアト選手はポイント圏外と残念な結果に終わりました(注:ガスリーはレース後の裁定で10位に昇格)。


 今回投入したスペック3のPUについては週末を通して問題なく機能していました。しかし、今日の結果を受け一段と強力に開発を進める必要性を感じています。来週末には次のオーストリアGPが控えています、今回のデータの見直しを行い、早急に準備を進めます。


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