浦和DF酒井宏樹「感謝しかありません」海外移籍前提でチーム離脱…オークランドFC移籍が決定的

2024年6月24日(月)12時24分 スポーツ報知

浦和・酒井宏樹

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 J1浦和は24日、主将の元日本代表DF酒井宏樹が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱することになったと発表した。今後については正式決定後に改めて伝えるという。関係者によると、オーストラリア1部Aリーグに来季から新規参入するオークランドFC(ニュージーランド)への移籍が決定的となっている。

 34歳の酒井は2021年夏にフランス1部マルセイユから浦和に加入。不動の右サイドバックとして同年の天皇杯、昨年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で優勝に貢献した。今季は2年連続で主将に就任。4月に負った右膝の骨挫傷から先月15日の京都戦で実戦復帰したが、その後は出場機会は減っている。

 クラブを通じてコメントを発表した。

 「このたび、海外クラブへの移籍に向けた準備のため、チームを離れることになりました。2021年6月にマルセイユから浦和レッズに加入して以来今日まで、伝統ある偉大なクラブの一員として、一つでも多くのタイトルをファン・サポーターのみなさんと共に獲得したいというおもいで、1試合1試合全力で闘ってきました。その中でも自分が浦和に移籍してきた最大の目標、AFC チャンピオンズリーグ(ACL)2022での優勝は自分にとって、とても特別なものになりました。ACL決勝第1戦で大アウェイの中、サウジアラビアまで足を運んでくれたファン・サポーター約700人の姿。あの光景と後押しは今でも鮮明に、脳裏に焼き付いています。みなさんの熱いおもいと一緒に獲ったACLのタイトルは、今後自分がどのようなキャリアを進むとしても、絶対に忘れることはありません。こうした時期にチームを離れることは非常に難しい決断でしたが、マルセイユから浦和レッズへの移籍を決めたときと同様に、自分の新たなる目標と挑戦のためには必要な決断でした。必ずまたこの挑戦を成功させ、素晴らしいキャリアと生活を得られるよう頑張ります。最後に、自分のおもいを理解し尊重してくれたクラブに感謝しています。そして何よりもこの3年間、自分に愛情を注いでくれた浦和レッズに関わる全てのみなさんには感謝しかありません。本当にありがとうございました。酒井宏樹」

スポーツ報知

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