バルサ、ブスケツの後釜はビジャレアルの“心臓”パレホか…現地紙は「経済的かつハイレベルな解決策」

2023年6月27日(火)11時41分 サッカーキング

バルセロナが狙うMFパレホ [写真]=Getty Images

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 バルセロナは、ビジャレアルに所属する元スペイン代表MFダニ・パレホに関心を強めているようだ。26日、スペイン紙『アス』が報じている。

 今夏に、長年に渡って“ティキ・タカ”の舵取り役を担っていたMFセルヒオ・ブスケツが退団したバルセロナ。この移籍市場でブスケツの後継者を探す同クラブは、レアル・ソシエダに所属するMFマルティン・スビメンディやインテルに所属するMFマルセロ・ブロゾヴィッチらをダーゲットとしているものの、実現する可能性は極めて低い。また、レンタル移籍先のバレンシアから復帰するMFニコ・ゴンサレスの去就も宙に浮いている状態。一方で、マンチェスター・Cとの契約が満了を迎えたMFイルカイ・ギュンドアンをフリーで獲得している。

 そんなバルセロナは、新たにビジャレアルに所属するMFダニ・パレホに関心を強めているという。クラブ史上初となるヨーロッパリーグ優勝やチャンピオンズリーグ4強入りの立役者の現行契約は2024年夏まで。しかし『アス』によると、2020年夏に締結した4年契約には、3年目のシーズン終了後にフリーでクラブを退団できる自由放出条項が盛り込まれていると指摘。バルセロナの財政事情を踏まえ、今夏に同条項を発動できることから「パレホは経済的かつハイレベルな解決策となる」とのことだ。

 なお、クラブ最高責任者(CEO)ロイグ・ネゲロレス氏は、『アス』のインタビューにて「パレホとの契約はあと1年残っており、まだ交渉の席にはついていないが、彼がこのチームに与えてくれたもの、そして彼が我々にとっていかに重要で、お手本のような存在であるかは、誰もが知っている」と強調。続けて「偉大な選手であり、ボールを扱う技術に関しては、ラ・リーガでも世界でも最高峰の選手のひとりである」と賛辞を送っている。

 ウナイ・エメリ前監督の下ではセントラルミッドフィルダーとして、キケ・セティエン監督の下ではアンカーとしてチーム戦術を機能させてきたパレホ。今年4月に34歳の誕生日を迎えた“イエロー・サブマリンの心臓”だが、その実力は申し分ない。

サッカーキング

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