大谷翔平が25号2戦連続先頭弾で自己最速のシーズン100安打 イチロー氏以来日本人2人目の200安打も視野に

2024年6月27日(木)9時19分 スポーツ報知

◆米大リーグ ホワイトソックス—ドジャース(26日、米イリノイ州シカゴ=ギャランティードレートフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が26日(日本時間27日)、敵地・ホワイトソックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、今季チーム82試合目、出場79試合目にしてシーズン100安打を放った。初回先頭の1打席目に、2試合連続となる25号先頭打者本塁打を放った。6月中に100安打に到達するのは自己最速で、試合数と出場数もメジャー7年目で自己最速だ。

 打率3割4厘を残した昨季はチーム90試合目で出場88試合、7月7日に100安打目を放ち、いずれも自己最速だった。だが、9月以降は右肘手術などで欠場が続いてシーズンの安打は151止まりだった。ドジャースに移籍した今季は、前日25日(同26日)終了時点で打率3割2分をマークして両リーグ通じてトップの打率をマークするなど、リーグトップ24発と本塁打を量産しながらも、コツコツと安打も積み重ねてきた。

 レギュラーシーズン162試合を折り返し、後半戦初戦となる82試合目。これまでの大谷の自己最多は22年の160安打だが、自己最多を更新するだけでなく、初の200安打という大台も見えてきた。日本人メジャーリーガーで200安打を達成したのは、10度達成したイチロー氏のみ。イチロー氏以外で最も大台に近づいたのは05年松井秀喜氏(ヤンキース)の192安打だが、今後どこまで安打を伸ばせるかにも注目だ。

 昨年9月に右肘手術を受け、今季は打者に専念して好結果を出している大谷。前日25日(同26日)には好調の要因を「確実に運動量が少ないのでリカバリーをしっかり取れるのは間違いない。プラス、毎年毎年経験を重ねることで自分の中でもバッターとして成長できているので、そこがいい成績に結びついているのかなと思います」と自己分析していた。

 ◆大谷の安打数と100安打到達日

 ▽18年 93安打

 ▽19年 110安打、8月24日(チーム132試合目、出場92試合目)

 ▽20年 29安打

 ▽21年 138安打、8月3日(チーム107試合目、出場101試合目)

 ▽22年 160安打、8月7日(チーム109試合目、出場106試合目)

 ▽23年 151安打、7月7日(チーム90試合目、出場88試合目)

 ▽24年 100安打、6月26日(チーム82試合目、出場79試合目)

スポーツ報知

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