トッテナム指揮官が嘆く「ペップやクロップは欲しい選手を自由に選べるのに…」
2019年6月29日（土）15時24分 サッカーキング
トッテナムを史上初のCL決勝に導いたポチェッティーノ監督 [写真]＝Getty Images
今夏のトッテナムは、フランス代表MFタンギ・エンドンベレ（リヨン）やイングランド人MFジャック・クラーク（リーズ）の獲得に近付いているとされており、1年ぶりの補強にファンの期待が高まっている。
スペイン・カタルーニャのラジオ局に出演したポチェッティーノ監督は、「チームを強くするためには今夏の補強が必須だ。選手を獲得せずに貯めたお金が我々に良い補強をもたらすはずさ」と今夏の補強を明言した。
一方で同監督は、「マンチェスター・Cやリヴァプールでは、（両クラブの監督）ジョセップ・グアルディオラやユルゲン・クロップが、欲しい選手、欲しくない選手を好きなように選べる。だけど、トッテナムやチェルシー、アーセナルといったクラブでは、コーチ陣にスカッドを構成する権利がない。うちの場合、決めるのは（ダニエル・レヴィ）会長だ」と、ライバルを引き合いにクラブの台所事情の一端を明かした。
また、同監督は去就についても言及し、「もちろん、いつの日かはレアル・マドリードのようなクラブや（母国の）アルゼンチン代表の監督に就任したり、あるいは（古巣の）エスパニョールを再び率いることが夢だが、現時点ではトッテナムよりも先のキャリアについては何一つ考えていないよ」と、トッテナムに忠誠を尽くすことを強調した。
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