ライス獲得目指すアーセナル、最大約191億円でウェストハムとついに合意か

2023年6月29日(木)12時10分 サッカーキング

アーセナル移籍に近づいているライス [写真]=Getty Images

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 アーセナルが、ウェストハムに所属するイングランド代表MFデクラン・ライスの獲得に近づいているようだ。28日、イギリスメディア『スカイスポーツ』や同『talkSPORT』などが伝えている。

 今夏の移籍市場で本格的にライス獲得を目指しているアーセナルだが、これまでクラブ史上最高額を更新する8000万ポンド(約146億円)+1000万ポンド(約18億円)の最初のオファー、そして7500万ポンド(約137億円)+1500万ポンド(約27億円)の2度目のオファーを提示したものの、いずれも即座に拒否されたことが明らかになっていた。

 このような状況に同じくライス獲得に関心を示していたマンチェスター・Cが横やりを入れ、26日には8000万ポンド+1000万ポンドの追加オプションが付随する総額9000万ポンド(約164億円)のオファーを提示した。しかし、固定費1億ポンド(約182億円)以上を要求しているウェストハムは、この提案も拒否していた。

 これを受け、アーセナルはついに大台を超える1億ポンドに選手のパフォーマンスによって追加される500万ポンド(約9億円)のオプションが付随した総額1億500万ポンド(約191億円)となる3度目のオファーを提示したことが報じられていた。

 そんななか、今回の報道によると、要求額に達したため、ウェストハムはついにアーセナルのオファーを受け入れ、両クラブは合意に至ったという。なお、支払いの構造については依然としてクラブ間での話し合いが続いており、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ウェストハムは1億ポンドが18カ月以内に支払われることを望んでいる模様で、契約の詳細が決まれば正式に交渉成立となるようだ。

 それでも、ウェストハムはライスにアーセナル移籍に向けてメディカルチェックを受けることを許可したことも報じられており、移籍は決定的と見られている。

 なお、移籍が実現した場合、アーセナルが2019年夏にコートジボワール代表FWニコラ・ペペを獲得した際の7200万ポンド(約116億円)を大幅に上回り、ライスはクラブ史上最高額選手に。また、2021年夏にアストン・ヴィラからマンチェスター・Cへと移籍したイングランド代表MFジャック・グリーリッシュの契約解除条項だった1億ポンドも総額で超え、英国人選手の移籍金史上最高額を更新することにもなりそうだ。

サッカーキング

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