インテル復帰のルカク、身を粉にして戦うことを誓う「トレーニングも試合も全力を尽くす」

2022年6月30日(木)14時18分 サッカーキング

インテル復帰の喜びを語ったルカク [写真]=Getty Images

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 今夏の移籍市場でチェルシーからインテルに加入したベルギー代表FWロメル・ルカクが、同クラブ復帰の思いを語った。29日、クラブ公式サイトが伝えている。

 現在29歳のルカクはアンデルレヒトでプロキャリアをスタートさせると、エヴァートンやマンチェスター・Uなどでプレーし、2019年夏にインテルへ加入。1年目から公式戦34ゴールを記録する大車輪の活躍を見せ、2年目には11年ぶりとなるセリエA優勝の立役者となった。2021年夏にチェルシーへ移籍した同選手は公式戦15ゴールを挙げたものの、同年12月にインテルへの未練を仄めかす発言をしたことなどが発端となり、クラブとの間に軋轢。最終的に、今夏の移籍市場でチェルシーから有償レンタルという形でインテルに復帰した。

 かねてからインテル復帰を希望していたルカクは「素晴らしい気分だよ。1年前にここで達成したことは素晴らしいことだった。チームも、ファンも、そして僕個人もね」と嬉々。続けて「インテルは僕に多くのものを与えてくれた。今はチームとして努力する時期。前よりもっと良い結果を出したいと思っている」と新シーズンに向けて意気込みを示した。

 またルカクは、復帰を決断した理由について「ファンやチームメイト、そして監督と一緒に働きたいと思ったから。シーズンの間、連絡を取り合っていた。彼(シモーネ・インザーギ監督)はここで素晴らしい仕事をしている。チームを助けたいし、このクラブの為にいい結果を出したい」と胸中を明かしている。

 インテル在籍2シーズンで公式戦通算64得点を記録したルカク。ミラノの地に戻ってきたことについて、同選手は「故郷に帰ってきたような感じなんだ。家族も僕も、人々やファン、チームメイトのおかげで、とても幸せな時間を過ごすことができた。イングランドにいる時も、ここに家を置いたままにしていたから、その意味もあるね。戻ってこれて嬉しいし、今はチームメイトと一緒に試合に出るのが待ちきれない」と告白。さらに「自分のことよりもチームのことを考えている。インテルに勝ってほしいし、そのためにトレーニングも試合も全力を尽くすよ」とインテルの勝利の為に、身を粉にして戦うことを誓っている。

サッカーキング

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