大久保光、エヴァRT初号機 Webike TRICK STARから参戦/全日本ロード第5戦MFJ-GP鈴鹿

2021年7月1日(木)18時44分 AUTOSPORT web

 7月1日、三重県の鈴鹿サーキットで7月17〜18日に開催される『2021MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦 第53回 MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿』のJSB1000クラスに、大久保光がエヴァRT初号機 Webike TRICK STARから参戦するとチームが発表した。


 TRICKSTAR Racingはエヴァレーシングとタッグを組んで12年目となるチームで、鈴鹿8耐などに参戦してきた。シン・エヴァンゲリオン劇場版が公開された今年、再びコラボレーションが実現したことから、エヴァRT初号機 Webike TRICK STARとして鶴田竜二監督が率いる形でエントリーする。

WSS:大久保光


 ライダーは今季からMotoEにフル参戦している大久保だ。大久保は全日本ロードのGP125クラス、J-GP3クラス、ST600クラスに参戦し、2016年から2020年までスーパースポーツ世界選手権(WSS)に出場していた。


 今季はMotoEで電動バイクを駆り活躍しているが、全日本ロード第5戦鈴鹿のJSB1000クラスにスポット参戦する際はマシンはカワサキZX-10RRでタイヤはブリヂストンを履く。

2021MotoE:大久保光(Avant Ajo MotoE)


 大久保は「エヴァ初号機のパイロットとしてこのように全日本選手権JSB1000クラスにスポット参戦できることになり本当に嬉しいです」とコメントした。


「トリックスター様、スポンサー様、ファンの皆様に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。しっかりとこのレースで良いデータを得て今後の活動に繋げていきたいです。応援よろしくお願い致します」

2021MotoE:大久保光(Avant Ajo MotoE)


 鶴田監督は「2010年よりエヴァレーシングとコラボを開始して、毎年鈴鹿8時間耐久ロードレースを中心にロードレースに参戦して参りました。昨年は新型コロナウィルスの影響を受け、参戦が出来ませんでしたが、今年、またこうしてスポット参戦が出来る事に感謝しております」と述べた。


「今回の選手には、ここ近年、精力的にWSSPなど海外参戦をしており、今年から Enel MotoE World Cupに参戦中の大久保光選手を起用します。世界の舞台で揉まれてきた彼の才能に大いに期待したいと思います」


「また、現在シン・エヴァンゲリオン劇場版がいよいよ最終話として上映されており、我々のコラボ参戦も節目の年になるのではないかと思っております。これまで多くの皆様に支えられて、コラボ参戦を続けて来られた事にとても感謝しております。色々と難しい状況下ではありますが、今、私たちが出来る事をしっかりと全うし勝利を目指して頑張って参りますので、どうぞ応援よろしくお願い致します」

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