トム・クレヴァリーが33歳で現役引退…ケガで今季わずか4試合の出場 

2023年7月2日(日)2時17分 サッカーキング

現役引退を発表したトム・クレヴァリー[写真]=Getty Images

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 ワトフォードは1日、クラブに所属していた元イングランド代表MFトム・クレヴァリーがケガにより現役を引退することを発表した。

 クレヴァリーは1989年生まれの33歳。ユース年代の大半をマンチェスター・Uで過ごした後、2009−10シーズンに同クラブでトップチームデビューを果たした。その後、レスターやワトフォード、ウィガンなど国内クラブへのローン移籍を経験した後に主力に定着し、12−13シーズンにはマンチェスター・Uのプレミアリーグ制覇にも貢献。元日本代表MF香川真司ともチームメイトとして共闘した。

 その後はアストン・ヴィラへのローン移籍を経て、15−16シーズンにエヴァートンへとフリー移籍で加入。所属2シーズン目の後半戦に再びワトフォードにローンで加わった後、17−18シーズンからは完全移籍を果たしていた。また、マンチェスター・Uで出場機会をつかんでいた2013年までにかけて、イングランド代表でも13試合に出場していたが、22−23シーズンはケガに悩まされる期間が長く、公式戦の出場はわずか4試合にとどまっていた。

 ワトフォードのチェアマンとCEO(最高経営責任者)を兼任するスコット・デュクスバリー氏は、「数々のケガから復帰するためにトム(クレヴァリー)ほど懸命に努力した人はいなかったし、それは周囲にいつもポジティブな影響を与えてくれた」とクレヴァリーのプロフェッショナルな姿勢を称賛。さらに、「人として、選手として、また私たちのキャプテンとして、トムは語りつくすことができない。彼は、全てのクラブがチームにいてほしいと感じるようなタイプのプロフェッショナルなんだ」と語り、改めて彼の存在の大きさを強調した。

 なお、クレヴァリー本人は現時点でコメントを発表していないものの、クラブ公式サイトは「近々クラブとトムからエキサイティングなニュースが発表される」と、含みを持たせた内容の文章を綴っており、クレヴァリーの将来に注目が集まっている。

 

 

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