4人体制のTeam HRCが最速タイム。雨の走行は桜井ホンダがトップ/鈴鹿8耐合同テスト 1日目

2023年7月5日(水)21時9分 AUTOSPORT web

 7月5日、鈴鹿8時間耐久ロードレースの鈴鹿サーキット主催 合同テストが三重県・鈴鹿サーキットで始まった。初日はAとBグループに分かれて、45分が2回、75分が1回の3セッションと70分のナイトセッション(夜間走行)が行われた。


 フル参戦チームはF.C.C. TSR Honda France、YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team、TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR、ヨシムラSERT Motul、BMW Motorrad Endurance Teamの5チームが参加。4チームがレギュラーライダー3人を擁しているが、TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTARのみ渡辺一樹の1名体制だった。


 走行1回目は曇り空のなか、ドライコンディションでスタート。Team HRCは長島哲太が足の怪我から復帰して走行を行った。走行1回目のA組は長島、イケル・レクオーナのふたりで走り、序盤は2分08秒台、後半には長島が2分06秒258を記録してトップタイムをマーク。2番手がレクオーナの2分07秒619だった。


 3番手はB組のAstemo HondaDream SI Racingで2分07秒730、4・5番手は2分07秒778、2分08秒084のYAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team、6番手はA組のF.C.C. TSR Honda Franceがつけた。

YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team/2023鈴鹿8耐テスト


 ヨシムラSERT Motulは13番手で2分09秒328、BMW Motorrad Endurance Teamは16番手で2分09秒749、TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTARの渡辺一樹は2分13秒618で49番手だった。


 午後に行われた走行2回目は序盤のみドライだったが、雨が降り出してからはコースに出るチームが少なく、タイムの更新もなかった。


 そんななか、Team HRCは高橋巧、チャビ・ビエルゲが走行してトップタイムの2分08秒054、3番手の2分08秒465をマーク。同チームは1回目の走行で長島とレクオーナを走らせたため、4人体制で参加していた。


 2番手に食い込んだのはF.C.C. TSR Honda Franceで2分08秒056だ。ウエットコンディションとなったB組は17台のみコースイン。YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Teamが2分22秒908と2分23秒500を記録し、ヨシムラSERT Motulは2分27秒327、BMW Motorrad Endurance Teamは2分31秒345だった。

ヨシムラSERT Motul/2023鈴鹿8耐テスト 走行1回目


 走行3回目はウエットタイヤでの走行となり、Team SAKURAI HONDAが2分22秒451、ヨシムラSERT Motul、TeamHRC、Team ATJ、F.C.C. TSR Honda France、TOHO Racing、SDG Honda Racingが2分23秒台につけた。


 そして、夜間走行は12台がコースイン。Team BIZENSEIKI KirimotoTecho Worksが12周走ったが、そのほかは数周走った程度だ。もともと午後からの天気が悪くなる予報だったため、初日はドライのうちに確認作業をしたチームが多く、2日目にセッティングを詰めていくようだ。

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