「何度も引退を考えていた…」 “40歳”ホアキン、現役続行を決意した理由を明かす

2022年7月8日(金)18時34分 サッカーキング

MFホアキンが現役続行を決意した理由を明かした [写真]=Getty Images

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 ベティスの元スペイン代表MFホアキン・サンチェスが、41歳で迎える新シーズンについて言及した。7日、スペイン紙『エル・デスマルケ』が伝えている。

 1981年7月21日生まれのホアキンは現在40歳。ベティスの下部組織出身で2000年8月にトップチームデビューを果たすと、2004−05シーズンのコパ・デル・レイ(国王杯)優勝に大きく貢献した。その後、バレンシアでも国王杯優勝を経験したホアキンは、マラガとフィオレンティーナを経て、2015年夏にベティスに復帰。ラ・リーガ通算試合出場数で歴代2位となる「600」を誇っており、アンドニ・スビサレッタ氏が保持する通算622試合出場まで、あと22試合に迫っている。

 2021−22シーズン限りでの現役引退の意向を示していたホアキンだったが、7月6日にベティスと2023年6月30日まで契約を延長。41歳で迎える新シーズンについて、ホアキンは「この世界に足を踏み入れた時、41歳までプレーすることを想像していなかったよ」と前置きしつつ、「600試合だから、スビサレッタとは22試合差…。でも僕は、ハッピーになるために、楽しむためにプレーしているんだ。引退したらサッカーが恋しくなることは分かっているからね。もし手に入れることができたら、それは大切な記録だけど、本当に大事なのはサッカーを楽しみ続ける気持ち」とサッカーに対する姿勢を示した。

 2021−22シーズンの公式戦36試合に出場したものの、先発出場は12試合にとどまったホアキン。ベンチを温める機会も多かったことについて、同選手は「シーズン前半戦はほとんど出場機会がなく、“今年で最後”と思った。100パーセント決心したわけではないけど、前半戦の間は何度も引退を考えていた」と告白。それでも「僕は持ちこたえたし、後半戦で主役を張るようにもなった。その結果、ご覧の通りさ。反動という言葉は好きではないけど、監督が後半戦の僕に期待してくれていたのは事実だし、気分も良かったから続けようと思った」と現役続行を決意した理由を明かした。

 最後にホアキンは「昨季に引き続き、厳しい年になりそうだ。簡単なことではないと理解しているけど、僕たちがその気になれば、素晴らしいことだと思う。何度も楽しみ、何度も夢を見て、そして実現させてきた。ベティスも、僕らもそれを知っている。美しく、非常に厳しいものだと」とシーズンを通して戦う過酷さと、目標を達成した時の美しさについて語っている。

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