鈴鹿8耐:エヴァレーシングの出口修が離脱。新たにベルギー人ライダーが加入

2019年7月11日(木)20時58分 AUTOSPORT web

 7月25日〜28日に鈴鹿サーキットで開催されるFIM世界耐久選手権(EWC)の最終戦鈴鹿8時間耐久ロードレース第42回大会に参戦するエヴアRT初号機Webike Tati Team TRICK STARは、7月11日にライダーの変更を発表。出口修がチームを離れることになった。


 エヴァンゲリオンレーシングは2010年からTRICK STAR Racingとタッグを組んで鈴鹿8耐に参戦しており、2019年で10度目の挑戦を迎える。

2018年の鈴鹿8耐を戦ったエヴァンゲリオンレーシングのカワサキZX-10RR


 チームの母体となるTRICK STAR Racingは、2018-2019シーズンからフランスのTati Teamとタッグを組み『Webike Tati Team TRICK STAR』としてEWCにフル参戦。マシンはカワサキZX-10RRを使用し、現在36ポイントを獲得してランキング13番手につけている。


 トリックスター・レーシングの鶴田竜二の代表は、出口の離脱について「話し合いの結果、お互い納得の上で今回の決断に至りました」と明かし、「出口選手のこれまでのチームに対しての多大なる貢献に感謝するとともに、今後のご健闘を心から願っております」と感謝を述べている。


 出口の離脱と同時に、チームは新たなライダーを起用すると発表。レギュラーライダーのジュリアン・エンジョラス、ケビン・デニスに加え、前戦EWC第4戦オッシャースレーベンに参戦したベルギー人ライダーのバスティアン・マックルスがチームに加入することになった。


 マックルスは、2016-2017シーズンのEWCでスーパーストッククラスのチャンピオンを獲得。その他、母国のベルギー選手権やドイツ選手権でもタイトルを獲得した経験を持つ。


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